伴奏の内容に失敗したという経験から、どのような伴奏が保育士試験の実技試験には最適だったのかを考えました。

ポイントとしては、

・目立たず、歌を前面に引き出すこと
・自分にとって難しくないものにすること
・歌の音程が取れるように伴奏がサポートになっていること

ということだと思います。 

そこで、3パターンの演奏を考えました。

1. 右手はメロディ、左手はコードに合わせて和音を弾く

2. 右手はメロディ、左手はコードに合わせて指一本で弾く

3. 両手でコードを弾く


伴奏方法の基本はコード演奏です。

それでは順番に見ていきます。



1. 右手はメロディ、左手はコードに合わせて和音を弾く

右手をメロディにすることで、音程が取りやすくなって歌が歌いやすいですね。

また、試験では「子どもたちに歌って聞かせること」が求められるため、ピアノでメロディを弾くことで子どもたちにとっても曲が分かりやすくなります。

左手の伴奏は、楽譜にあるコード表記通りに和音で弾きます。

Cのコード(ドミソ)であれば、ドミソを一緒に弾いたり、ド・ミ・ソと分散和音にして弾いたり、その他いろいろな弾き方があります。

あまり派手にアレンジしてしまうと保育士試験の伴奏としてはふさわしくないため、シンプルにすると良いですね。

基本的には、コード表記のところで和音をジャーンと弾くのが一番いいと思います。


2. 右手はメロディ、左手はコードに合わせて指一本で弾く

基本的な伴奏方法は1と同じです。

右手はメロディを弾き、左手はコード表記に合わせて音を変えます。

ただ、左手で3和音をおさえるのが難しい場合は、指一本で弾いても十分です。

その場合はコードの根音(ルート)の音を弾きます。

C(ドミソ)ならドの音、G(ソシレ)ならソの音ということになります。

曲によってはメロディが複雑で、そっちに気をとられてしまうということもあります。

その場合は左手を1音にすると楽になり、歌にも力を入れることができます。



3. 両手でコードを弾く

右手でメロディを弾かず、両手でコードを演奏する方法です。

C(ドミソ)のコードなら、左手でド、右手でミソ(左手のドより1オクターブ上)をおさえるイメージです。

メロディがない分、歌声がピアノの音に負けることがなく、歌をしっかり歌うことができます。

こちらはコードが書かれている箇所だけ弾くとリズムがつかないので、次のコード表記まで伸ばしっぱなしにするのではなく、4分の4拍子であれば、1小節に4分音部を4つ弾くと良いですね。

「ジャン、ジャン、ジャン、ジャン」とリズムがつくことによって、歌いやすくなります。


以上、1~3を実際に弾いてみると、1が最もバランスが良いように感じます。

ですが、2や3でも十分に歌うことができました。

自分が歌いやすいのはどんな伴奏か、歌が目立つのはどんな伴奏かと考えて、伴奏を決めるのがおすすめです。