引き続き、音楽表現の伴奏についての説明となります。

前回、3パターンの伴奏を紹介しました。

1つ目に紹介したのは、メロディのコード表記のあるところで、左手で和音をおさえるという伴奏方法です。

さらにコードは転回形も使うと、指の移動が少なくなるのでおすすめです。

では、今回の課題曲である「どんぐりころころ」について説明します。

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著作権があるため、コード表記、歌詞は省略して作りました。

全部で10小節ありますが、最初の2小節は前奏です(7小節、8小節と同じ)。

よって、3小節目を1小節目として順番に解説します。
赤字はいくつか弾き方あるところです。


1小節目:「どん」のタイミングでC(ドミソ)

2小節目:「どん」のタイミングでC(ドミソ)
                 「こ」のタイミングでG(レソシ)(ソシ)(シソ)


Gはソシレですが、ドミソからソシレは、指を大きく左に移動する必要があり、誤った音をおさえるかもしれません。

そこで、Gの転回形であるレソシを使うと、右に少し移動するだけなので、間違えるリスクも減ります。

さらに、「こ」の右手はレの音なので、左手はレの音を省略して、ソシとしてももいいと思います。

3音をおさえなくても、右手に3音のうちの1音が入っていれば、それを抜いてもコードは成り立ちます。

また、Gの転回形のシレソを使い、さらにレを省略してシソとしてもいいですね。

シソなら、前のドミソからほとんど手を動かしません。

3小節目:「お」のタイミングでC(ドミソ)
                 「は」のタイミングでF(ドファラ)(ドファ)


2小節目と同様に、ドミソからF(ファラド)は遠いので、Fの転回形であるドファラ(またはラを省略してドファ)にします。


4小節目:「さあ」のタイミングでC(ドミソ)
                   「へん」のタイミングでG(レソシ)(レシ)(シレ)

Gの考え方は、2小節目と同じです。


5小節目:1小節目と同じ

6小節目:2小節目と同じ

7小節目:「ぼっ」のタイミングでC(ドミソ)

8小節目:「あ」のタイミングでG7ソレファ)(レファ)
                 「しょう」のタイミングでC(ドミソ)

G7のようなセブンスコードは4音で構成されていますが、ルート音、3度、5度のいずれかの音を1つ抜いて3音にして演奏することが一般的です。

G7の構成は、ソ(ルート音)、シ(3度)、レ(5度)、ファ(7度)です。

右手のメロディがラなので、左手にシが入ると濁った印象になります。

よって、3度を抜いて(ソレファ)にすると、上品な印象になるので3度抜きがおススメです。

ソが弾きにくければ、レファだけにしてもいいと思います。

そうすると、次のドミソがスムーズに弾けますね。

あと、前奏をつけた方が歌いやすいので、7小節目、8小節目を前奏として弾いて、1小節目に戻ります。


以上、これで完成です!

これにアレンジを加えると伴奏が目立ってしまうので、シンプルな方がいいと思います。

今回の試験で、この伴奏を使っていただけると嬉しいです。