音楽表現についての合格のポイントをまとめました。

まず、実技試験は50点満点で最低合格点数は30点です。
採点は減点方式といわれ、たとえば、つけてもつけなくてもいい前奏や後奏をつけたことで加点されるわけではありません。
イメージとしては、演奏や歌、印象などの項目にそれぞれ基準があり、それに達しなければ減点という感じです。
筆記試験と違って、終わった後に自己採点ができないところもドキドキしますね。
伴奏も歌もミスしたけれど、明るくはっきりと歌ったら高得点で合格したということもあります。
逆に、伴奏も歌も全くミスなく練習通りにできたのに、ギリギリ合格点だったということもあります。

最も怖いのは、自分で気づいていない誤りがあることです。
気づいていない誤りで合格ギリギリや不合格になってしまうことのないように、求められていることを十分に確認する必要があります。

それでは音楽表現を合格するための8つのポイントを紹介します。

1. 指定の課題曲を演奏する
2. 伴奏はシンプルにして、歌より目立たないようにする
3. 大きな声で明るくはっきりと歌う
4. 歌詞の覚え間違いに注意
5. アコースティックピアノに慣れておく
6. 間違えても戻らない、止まらない、弾き直さない
7. 試験にふさわしい服装を選ぶ
8. 楽譜を厚紙に貼って持参する


では、順番に見ていきます。


1.指定の課題曲を演奏する

基本中の基本ですが、実際に歌うのは「受験申請の手引き」に載っている曲です。前期試験の場合は「どんぐりころころ」「バスごっこ」の2曲とも弾き歌いします。

特に「次はバスごっこを歌います」などと言う必要はなく、2曲を続けます。
どちらか1曲と勘違いして1曲の弾き歌いになると不合格になってしまいます。
また、演奏・歌ともにそれぞれ1番のみです。

改めて「受験申請の手引き」を見直すのも良いですね。

2.伴奏はシンプルにして、歌より目立たないようにする

シンプルな伴奏が良いということは、私が受験する際に知らなかったポイントです。
高度な伴奏=高得点というわけではなく、あくまでも歌の試験ということを意識した伴奏内容が望ましいです。
また、音が響くのでペダルは不要で、ピアノ経験者こそ要注意です。

3.大きな声で明るくはっきりと歌う 

子どもに歌って聴かせることを想定した歌い方が求められます。
「おかあさんといっしょ」のうたのおねえさんのように、はっきりとした歌い方がベストです。
緊張のあまり怖い顔で歌うと歌にも影響が出るため、明るく笑顔で歌うことを心がけると良いですね。

実際には試験官が後ろやななめ後ろにいるため、試験官から歌っている顔は見えません。
しかし、明るく大きな声で歌うことを意識すると、試験官にも楽しい雰囲気が伝わります。
ちなみに後ろを振り返って試験官の顔を見る必要はありません。


4.歌詞の覚え間違いに注意

試験官にとって試験の日は繰り返し同じ曲を聴くことになるため、歌詞の間違えは気づきやすいといえます。
練習では音符ばかり見てしまいがちですが、歌詞をもう一度しっかり見て、覚え間違いがないか確認しましょう。


5.アコースティックピアノに慣れておく

電子ピアノやキーボードで練習されている方も多いと思いますが、実際の試験ではアップライトピアノやグランドピアノで演奏します。
アコースティックピアノは鍵盤が重く、また想像以上に音が大きいこともあります。
特にグランドピアノのふたが開いていると歌声が消えるほど大きな音になるかもしれません。

そこで、試験前にアコースティックピアノで練習しておくのがおすすめです。
アコースティックピアノは全国の音楽スタジオに置いてあります。
「ピアノ  レンタルルーム」「音楽スタジオ  ピアノ」と地域を一緒に検索すると、近くでピアノが弾けるところが見つかると思います。
私も試験前にアコースティックピアノを弾けるところを探して練習していました。

また、演奏や歌にいまいち自信がない、人に見てもらいたいという場合は思いきって教室に通ってプロに見てもらうのもいいですね。
今後いろいろな曲を弾き歌いできるようになると、実際に保育士になった場合に子どもと一緒に楽しく歌うことができます。
私も教室に通ってコード伴奏を勉強してきたおかげで、コードを見ただけで伴奏ができるようになり、ほとんど練習しなくてもたくさんの曲を弾けるようになりました。





6.間違えても戻らない、止まらない、弾き直さない

不合格体験談を読んだ時に多かったのが、演奏を間違えてしまい最初に戻った、歌が止まってしまってやり直したということでした。
私も、「間違えても絶対戻らない」と頭に入れて受験しました。
やり直しが効かないと考えると緊張してしまいますが、もし間違っても止まらずに続ける!と考えると良いですね。

もし演奏でミスして手が止まってしまっても、歌は歌い続け、どこかのタイミングで演奏を再開するようにします。
途中からだと弾けないということがないように、楽譜のどこからでも弾けるような練習をしておく必要があります。


7.試験にふさわしい服装を選ぶ

実技試験は面接も兼ねると言われています。
特に、音楽表現と言語表現は、試験官が「保育士としてふさわしいか」ということをじっくり見ています。
面接といっても、スーツである必要はありません。
Tシャツとジーパンといった楽な服装ではなく、えりつきのシャツと短くないスカート、シワのないパンツなど、清潔感のある服装がおすすめです。
長い髪はまとめる、前髪で顔を隠さないなど、女性は髪型にも気をつける必要があります。
意外にも、伸びた爪や靴の汚れなども見られている可能性があるので、全身チェックが必要ですね。

実技試験自体の出来は良かったのに服装で減点になってしまってはもったいないです。


8.楽譜を厚紙に貼って持参する

楽譜の持ち込みが可能なので、ほとんどの方が練習で使っている楽譜を持っていくと思います。
紙一枚だとペラペラなので譜面台からずれ落ちる可能性がありますので、画用紙や厚紙にしっかりと貼るといいですね。
楽譜よりも少し大きめの画用紙に丁寧に貼ると、見た目も綺麗できちんとした印象になります。



以上、合格のための8つのポイントでした。

これで音楽表現についての記事は終了です。

次は造形表現について書きたいと思います。

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