今回の造形表現の試験はどのような問題が出題されるのでしょうか。

過去問を分析しながら予想したいと思います。


過去問の81%が保育室内

過去10年分(16回の試験)の背景を見てみると、保育室内10回、園庭1回、敷地外2回、保育室か園庭か選べたものが2回、場所を指定されなかったのが1回です。

指定がなかったり選べたりした3回分も保育室内にしたとして合わせると、保育室内を背景とした問題は81%となります。

よって、今回も保育室内の問題が出題される可能性が高いと言えます。



過去問の68%が日常のワンシーン

過去10年分(16回の試験)のテーマを見てみると、イベントやイベントの練習は5回で、11回は日常のワンシーンでした。

特別なイベントである可能性は低く、日々の保育である可能性が圧倒的に高いです。



子どもが遊びの主体であること

これまで絵本や紙芝居といった受容遊びは出題されていません。

遊びがテーマの場合、子ども自身が指先を使ったり全身を使ったりしており、子どもが主体となっています。

また、立っている子どもと座っている子どもの両方がいてもおかしくないような、自由に活動している様子が描けるようなテーマになっています。



道具を使わない遊びであること

これまでハサミやクレヨン、のりなどを使った製作は全く出題されていません。

出題されたものは、折り紙、落ち葉、水たまり、空き箱、ダンボールといった身の回りのものを使った遊びです。

おもちゃもほとんど出てきていません。

園庭遊びでは、滑り台やブランコなどの遊具も出題されていません。

身の回りのものを使う遊びの例として、ちぎったりかぶったりすることができる新聞遊び、ボールの代わりになる風船遊びなどが考えられます。



楽しいものであること

造形表現の問題は、平成25年から「事例」と「条件」に分かれるようになりました。

「事例」では、「誰がどこで何をしている」という具体的な例を示しています。

「条件」では、その事例を描く時に必要な事柄を4つ挙げています。

直近の平成30年後期試験から順に「事例」の内容を見ていくと、平成26年まで毎回「楽しい」という表現がありました。

楽しく遊んだ、楽しく練習した、楽しく食事をした、楽しみにしていた、などです。

内容が「楽しい」こと、子どもや保育士が笑顔になるということがキーワードですね。

日常の保育であれば「手遊び歌」「体操」「ダンス」、イベントであれば「遠足」「クッキング」「野菜栽培(水やり、苗を植える、いちご詰み)」などが考えられます。


生活がテーマになることもある

遊びだけでなく生活がテーマとなることもあり、過去には給食と昼寝の準備が出題されています。

毎日保育園で行なわれる生活習慣を考えると、「登園・降園の挨拶」「朝の会・帰りの会」「片づけ」「着替え」「排泄」「手洗い」「歯磨き」「掃除」などがありますね。



過去問と重ならないテーマであること

過去10年分の問題を確認したところ、同じテーマが2回以上出題されることはありませんでした。

今回も、これまで出てきていない内容が出題されると考えます。



以上をまとめて予想すると、

「室内遊び」の場合、新聞遊び、風船遊び、手遊び歌、ダンス、体操
「生活習慣」の場合、歯磨き、手洗い、片付け、床や窓をぞうきんでふく


このあたりが有力かなと考えられます。

個人的には野菜栽培も気になります。

ただ、苗の植え込みであれば5月頃と考えられ、季節をイメージする問題がほとんど出題されていないことから、ちょっと違うかなというところですね。

今回で造形表現は終わります。

次は言語表現について書きます。

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