平成31年前期から平成26年までの10回の試験のうち、「教育原理」に出題された人物問題を分析しました。
時々改正がある法律関連の問題と違って人物問題は内容に変化がないため、同じような問題が繰り返し出題される可能性があります。
そこでもう少しさかのぼって、登場してきた人物を見ていきたいと思います。
今回も出題傾向①に引き続き、一度しか出てきていない人物を青字にしています。


神奈川県独自試験


▪️平成30年神奈川県独自試験(4問)
ルソー、エレン・ケイ、ヘルバルト、ペスタロッチ  、オーエン
無着成恭、羽仁もと子、北原白秋小川未明山本鼎
ルソー、アリエスコルチャック、イリイチ
ラングラン


▪️平成29年神奈川県独自試験(4問)
プラトン、アリストテレス、セネカ、ロック、ルソー
ヴィゴツキー、ピアジェ
プラトン、カント、スキナー、エリクソン、ロック
貝原益軒


神奈川県独自試験については教科書外からの出題、「保育原理」「保育の心理学」範囲からの出題と、かなり厳しい問題となっています。
まだ2回の実施なので今後は分かりませんが、今年の試験も同じ傾向であれば、人物の学習を広げておく必要があります。
具体的には、日本の人物としては明治から昭和にかける教育者や作家、諸外国の人物としては「保育原理」「保育の心理学」の学習範囲の人物です。
この辺りはまた改めてまとめたいと思います。

平成23年〜平成26年再試験


▪️平成26年再試験(2問) ※台風により通常日程で実施できなかった県で実施
デューイ、キルパトリック、ブルーナー  、オーズベル、スキナー
ラングラン、フレイレニイル


▪️平成25年(5問)
ヘルバルト
ペスタロッチ、ロック、フレーベル、モンテッソーリ  、ルソー
聖徳太子、空海、林羅山、中江藤樹、貝原益軒
デューイ、スキナー、ブルーム、エリクソン、ハッチンス
ベル、キルパトリック、ブルーナー  


▪️平成24年(4問)
ロック
デューイ
世阿弥、貝原益軒、福沢諭吉
コメニウス、ペスタロッチ、フレーベル、ヘルバルト


▪️平成23年(4問)
ルソー、カント、ロック
ペスタロッチ  
ベル、ソクラテス、デューイ
倉橋惣三



登場回数ランキング

出題傾向①とあわせて、平成31年前期から平成23年まで、また神奈川県独自試験の2回と、全部で16回の試験に出てきた人物をあげました。
そこで、どの人物が何回登場したのかと疑問に思い、まとめてみました。

何度も出てくる人物は今後の試験にも出題される可能性が高いので、思想や著書などを十分に学習しておく必要があります。
この回数を知っておくと、例えば「デューイはほぼ毎回出題されるから、著書の内容まで深く勉強しよう」「ソクラテスはあまり出ないからキーワードだけ覚えよう」などと工夫して勉強することができますね。

諸外国の人物


◆第1位(14回)
デューイ

◆第2位(12回)
ルソー

◆第3位(9回)
ロック、フレーベル、ペスタロッチ  

◆第6位(7回)
ブルーナー 、コメニウス、キルパトリック

◆第9位(6回)
ヘルバルト

◆第10位(5回)
ピアジェ、オーエン、モンテッソーリ、スキナー

◆第14位(4回)
ブルーム、エレン・ケイ

◆第16位(3回)
ソクラテス、カント、エリクソン

◆第19位(2回)
パーカースト、アリストテレス、イリイチ、ベル、ラングラン、ヴィゴツキー、オーズベル、プラトン

◆第27位(1回)
レイヴとウェンガー、カイヨワ、ポルトマン、ルター、トマス・モア、コンドルセ、ハッチンス、セネカ、コルチャック、アリエス、フレイレ、ニイル


日本の人物

◆第1位(5回)
貝原益軒

◆第2位(4回)
倉橋惣三

◆第3位(3回)
中江藤樹、吉田松陰

◆第5位(2回)
空海、聖徳太子、伊藤仁斎、荻生徂徠、本居宣長、緒方洪庵、羽仁もと子、世阿弥、石田梅岩、鈴木三重吉、城戸幡太郎、福沢諭吉、森有礼

◆第18位(1回)
大原幽学、小原國芳、橋詰良一、松野クララ、澤柳政太郎、広瀬淡窓、無着成恭、北原白秋、小川未明、山本鼎、林羅山


次回は平成30年の神奈川県独自試験の分析をします。