実技試験も終わり、気持ちを新たに筆記試験対策について書いていきます。
今後の予定としては、7月半ばまでに教育原理を終えて社会的養護へ進みたいと考えています。

人物出題回数ランキング第1位はデューイ

さて平成31年前期から平成23年まで、また神奈川県独自試験の2回と、全部で16回の試験に出題された人物の問題を分析しました。

そこで、出題回数を順位づけしたランキングを作りましたので、出題回数の多い人物から順番に出題内容をまとめていきたいと思います。
一度出題された問題は再び出題される可能性が高いので、教科書学習とあわせて参考にされてください。
今回は第1位のデューイについてです。
デューイの出題は多いため、今回はデューイのみのまとめです。





第1位(14回)デューイ

調べた16回の試験のうち14回出題されており、デューイはほぼ毎回の試験に出てくる人物です。
選択肢に並んだだけでもカウントしていますが、14回のうち半分ほどはデューイが問題となっていました。
よって、デューイは最も重点的に学習したい人物です。

ではまず、これまでデューイについて出題されたキーワードです。

シカゴ大学に附属の実験学校開設(デューイスクール
・教育を経験の再構成であるととらえた
反省的思考に支えられた学習法
問題解決学習

問題文に、「実験」や「経験」があれば迷わずデューイです。
まだ出題されていない「プログマティズム」という言葉もおさえておきたいところです。
プログマティズムとは実用主義のことで、現実に役立つことを重視する考え方です。


著書については、『学校と社会』は著書名が1回、文章は2回、『民主主義と教育』は著書名が1回、文章が1回出題されています。


『 学校と社会』のポイント
・社会が変わったことで学校も変わらなければならないということ
・学校が小さな社会(コミュニティ)となること
学校は子ども中心であるべきということ
・教師や教科書中心の教え込む学習ではなく、子どもの生活に役立つ学び(=プログマティズムですね)が必要であること
・子どもが生活で得た経験を学校に持ち込み、学校は子どもの生活に沿ったものを教えること


出題された『学校と社会』の一部です。

「そこで、活動的な仕事のさまざまな形態を学校に導入することに関して、留意すべき重大な事柄は、これらの形態を通して、学校の全精神が一新されるということである。学校は、将来営まれるべき、ある可能な生活と抽象的で、迂遠な関わりしかもたない学課を学ぶ場所ではなく、自らを生活と関連させ、子供が指導された生活を通じて学ぶ、子供の住みかになる機会をもつものとなる。学校は小型のコミュニティ、胚芽的社会になる機会をもつ。これが基本的事実であり、ここから継続的で、秩序ある教育の流れが生ずる。」


「旧教育は、これを要約すれば、重力の中心が子どもたち以外にあるという一言につきる。重力の中心が、教師・教科書、その他どこであろうとよいが、とにかく子ども自身の直接の本能と活動以外のところにある。(中略)いまやわれわれの教育に到来しつつある変革は、重力の中心の移動である。それはコペルニクスによって天体の中心が地球から太陽に移されたときと同様の変革であり革命である。このたびは子どもが太陽となり、その周囲を教育の諸々のいとなみが回転する。子どもが中心であり、この中心のまわりに諸々のいとなみが組織される。」

「学校」「生活」「小型のコミュニティ」「子ども中心」などのキーワードを見つけることができます。


『 民主主義と教育』のポイント
・経験したことを発展させることが教育も目的
・知識を生かして経験を発展させる教育を重視


出題された『民主主義と教育』の一部です。

「教育は、経験の意味を増加させ、引き続く経験の進路を方向づける能力を高めるような形での、経験の再構成または再組織化なのである。」



その他のポイント

▪️過去2回の神奈川県独自試験にはまだ一度も出題されていないことから、次回はデューイの問題になる可能性が高いです。

▪️デューイがアメリカ人で、問題では同じアメリカ人の人物が選択肢に並ぶことがあります。
スキナー、ブルーム、ブルーナー、キルパトリック、エリクソン、ハッチンスなどと一緒に出題されるので、混乱しないように覚えます。


最後に、デューイの「問題解決学習」の覚え方です。
デューイを勉強したら、(合格が難しい教育原理の)問題解決


次は、第2位のルソー、第3位のロック、フレーベル 、ペスタロッチのまとめです。