2019年後期試験の受験申請が、昨日(7月24日)まででした。
今回初めて保育士試験を受ける方や勉強を始めたばかりの方など、どの科目から勉強をしようか?と悩むことも多いと思います。

通信講座を受講されている場合、勉強の進め方や取り組む順番などのアドバイスも教材に載っているかと思いますが、それでも結局は自分で決めることになりますね。

私自身が勉強してみて、「今思えば、このように進めれば良かった」と思う進め方を紹介します。



①勉強を習慣化させるには、最初に興味のある科目から始める
モチベーション維持方法のところにも書いていますが、資格を取得しよう!と志した日が最もモチベーションが高く、あとは下がっていく一方です。
保育士試験は見慣れない言葉が次々と出てくるので、やる気がなくなり、勉強に取りかかれなくなってしまうという場合もあります。
勉強に慣れて、習慣化してしまうということが大事です。


私は最初に「保育原理」から始めましたが、「保育所保育指針」を覚えるということに面白さを感じず、勉強にやる気が出ませんでした。
保育士試験の勉強を毎日の日課にする前に、やる気を失ったのです。
興味のない科目を最初に勉強したことが原因です。
これから9科目も勉強できるのか?と、とても不安になりました。

そこで、少しでも最初のモチベーションを保てるように、自分がちょっと読んでみたい、勉強してみたいと思う科目から始めるのがおすすめです。

例えばお子さんを育てている方は「子どもの保健」、保育の現場で求められる技術を学びたい方は「保育実習理論」、料理が好きで栄養を学びたい方は「子どもの食と栄養」などとなります。
また、「児童家庭福祉」「社会的養護」などの専門用語が多い科目も、すでに児童福祉施設等で働いている方にとっては取りかかりやすいかもしれません。

インターネットで検索すると、「この科目は難しい」「この科目は比較的やさしい」とたくさん書かれていますが、人によって得意な分野が違います。
(私自身も、私が思う科目の難易度を保育士試験概要②に書いています。)

まずは、自分が勉強してみたいと思う科目から手をつけて、勉強に慣れるということが肝心だと思いました。
勉強を習慣化できるようにするため、まずは興味のある科目からスタートするというのが良さそうです。
習慣化してしまうと、もう「やる気」はあまり関係なくなってきます。


ちなみに、私はこのブログを始めて3ヶ月が経ち、毎日ブログを書くことが習慣化しました。
興味のあることから書き始めていき、それがいつのまにか毎日書くことにつながり、難しい内容にも挑戦できるようになっていきました。

最初に「保育士試験のブログをやってみたい!」と思ったギラギラのやる気はいい意味でなくなり、「次は何を書こうかな?」「今はどんな記事が役立つかな?」などと考えながら楽しく書いています。

毎日絶対やらなくてはいけない!という義務化となるとちょっと苦しいのですが、習慣化なら苦しさはありません。
毎日続けて習慣にしていくと、「道が開けていく」ということを実感します。


②社会的養護・児童家庭福祉・社会福祉は1つの科目として考える 
初めて「社会的養護」の教科書を読んだ時、知らない言葉ばかりが並んでいて、勉強がとても苦しかったです。
理解するのも覚えるのも時間がかかり、終わらせるのに必死でした。

ただ、そのあと「児童家庭福祉」の勉強に入った時に、「社会的養護」で勉強した内容が出てきているという気づきがありました。
「社会的養護」「児童家庭福祉」「社会福祉」は関係があります。

「社会的養護」   社会的に養護が必要な児童(要保護児童)を対象とした支援。
「児童家庭福祉」子育て支援全般。「社会的養護」もその中に含まれる
「社会福祉」        社会全体における支援。「児童家庭福祉」も含まれる

つまり、「社会福祉」の中に「児童家庭福祉」、「児童家庭福祉」の中に「社会的養護」があるということですね。
これを理解しておくと、それぞれの科目を一つずつ区切って理解しようとするのではなく、

①なんとなく「社会的養護」を終わらせた
②次は「児童家庭福祉」に進んで、「社会的養護」の部分ももう一度理解しよう
③最後は「社会福祉」を勉強して、社会全体ではどんな援助があるか学ぼう

と、段階的に勉強することができます。
3科目をはっきりと区切らずに、「理解が終わってない状態だけど、まあ次に行こう」くらいの気持ちで3科目を進めると良いと思います。


③過去問で出題傾向が分かるものは勉強しやすい

問題の傾向が大きく変わることはあり得ないので、過去問は有効活用したいところです。
例えば、「保育実習理論」「保育原理」は特に出るものが決まっています。

「保育実習理論」は、何問目がどんな内容が出るか、ということが毎回決まっています。
「保育原理」は、問題の大半が「保育所保育指針」からの出題で、他にも人物問題の出題が決まっています。
過去3回の試験を確認すると、
平成31年前期は「保育所保育指針」が15問、人物問題が3問
平成30年後期は「保育所保育指針」が13問、人物問題が3問
平成30年前期は「保育所保育指針」が13問、人物問題が2問
このような感じです。

つまり、15〜18問が「どこから出るかはっきりしている問題」となります。
合格点は60点(12問)ですので、「保育所保育指針」と人物を重視した勉強で合格できるということです。

これらを知っていると余計な学習をする必要がなくなり、効率的に進められますね。
科目によっては先に過去問で出題傾向を見ておくということも効果的です。



以上、勉強の進め方について、3つのポイントを紹介しました。
勉強方法については、また書いていきたいと思います。