平成26年〜平成31年前期の「社会的養護」に出題された資料と指針を一つ一つ見ていきました。
一度出てきたものは再び出題される可能性が高いので、できるだけ勉強して準備しておきたいところです。
勉強方法として全てに共通することは、暗記ではなく理解するということです。
例えば運営指針であれば、それぞれの施設や里親がどのように運営しているのかということを理解できていれば答えられます。


さて、この13回の試験を確認したところ、全部で13種類の指針と資料がありました。
13種類全てを読み込むのはさすがに大変で、「どこを勉強すればいいの!?」と途方に暮れます。
ですが、過去問で出題されている部分に注目すると、勉強ポイントが見つけられます。
これはすでに個々のページに書いています。

今回は、13種類の資料・指針の勉強ポイントを一つにまとめました。
ぜひ参考にされてみてください。

また「児童福祉施設の設備及び運営に関する基準」などの「基準」については、また後で分析していく予定です。






社会的養育の推進に向けて

これまで出題されたのは「社会的養護の推進に向けて(平成29年3月)」ですが、内容が更新され、現在は「社会的養育の推進に向けて(平成31年4月)」が最新です。

今後の出題としては、「社会的養育の推進に向けて(平成31年4月)」または「社会的養育の推進に向けて(平成31年1月)」からとなります。

おさえたい数値

・2ページ       里親数、施設数、児童数等
・3ページ       要保護児童数の推移
・5、7ページ 児童相談所における児童虐待に関する相談件数
・23ページ     里親等委託率の推移
・52ページ     地域小規模児童養護施設、小規模グループケアの実施か所数の推移


おさえたい内容

1.社会的養護の現状
2.社会的養護の基本理念と原理
7.社会的養護の質の向上
9.子ども・子育て支援新制度と社会的養護


被措置児童等虐待対応ガイドライン

被措置児童等虐待対応ガイドライン
これまで詳しい内容は出題されていないので、1 制度化の趣旨、2 基本的な視点 を読んでどんなガイドラインかということを理解する。


被措置児童等虐待届出等制度の実施状況
最新は平成28年度の結果です。
平成28年度における被措置児童等虐待届出等制度の実施状況

具体的な内容が再び出題される可能性があるため、内容をよく読んで理解する。
(例)
・虐待の事実が認められた施設等ではどこが一番多かったか→児童養護施設
・里親やファミリーホームで虐待があったか→13件確認された
・虐待の種別で最も多かったのは何か→身体的虐待 
・虐待された児童の年齢で最も多かったのは何歳頃か→10から14歳


また、施設内虐待は児童の権利擁護に絡んだ問題が多く出題されているため、権利擁護も理解する。
・ 施設内虐待防止のためには、施設全体で取り組む必要があるということ
・ 被措置児童虐待の定義や、通告後の対応については「児童福祉法」で定められていること
・ 児童本人からも届け出ることができること



社会的養護関係施設における親子関係再構築支援ガイドライン
「社会的養護関係施設における親子関係再構築支援ガイドライン」

誰が誰をどのように支援しているのかということを理解する。

・児童相談所と施設が連携して親子関係の再構築について取り組んでいること
・親への支援、子への支援、親子への支援がそれぞれあること
・親に対しては、指導するのではなく、一緒に子育てをしていくような気持ちで支援すること
・入所中の支援だけでなく、退所時や退所後の支援も継続して行われること


社会的養護の課題と将来像

「社会的養護の課題と将来像」

「社会的養護の理念」のキーワードをおさえる。

・保護者に監護させることができない児童
・社会的に養育し、保護する
子どもの最善の利益
社会全体で子どもを育む
・子どもが心身ともに健康に育つ基本的な権利を保障する
 


里親委託ガイドライン

「里親委託ガイドライン」

里親制度を細かく問われる可能性があるため、2、3、5、6、7を中心に読み込む。

里親及びファミリーホーム養育指針

「里親及びファミリーホーム養育指針」

第I部「5 家庭養護のあり方の基本」と第II部 「1 養育・支援」


児童養護施設運営指針
「児童養護施設運営指針」

第I部「2 社会的養護の基本理念と原理」「5 養育のあり方の基本」と第II部 「1 養育・支援」


乳児院運営指針
「乳児院運営指針」

第I部「2 社会的養護の基本理念と原理」「5 養育のあり方の基本」と第II部 「1 養育・支援」


情緒障害児短期治療施設運営指針
「情緒障害児短期治療施設運営指針」

第I部「5 治療・支援のあり方の基本」と第II部 「1 治療・支援」


母子生活施設運営指針
「母子生活支援施設運営指針」

第II部 「支援」

児童養護施設入所児童等調査結果
児童養護施設入所児童等調査結果

・6ページまでにある項目の中の、数値が高い部分や低い部分、調査結果を要約した文章
・8、9、12、13、16ページも確認する

児童養護施設の小規模化及び家庭的養護の推進のために(概要)
「児童養護施設の小規模化及び家庭的養護の推進のために(概要)」

児童養護施設の小規模化の要素である、3つをおさえる。

・本体施設の定員を小さくする
・小規模グループケアを推進する
・地域のグループホームを増やしていく


以上、それぞれの勉強ポイントをまとめました。
今後も出題傾向が大きく変わることはないので、2019年後期試験以降もこの中から1つ以上は出題されると思います。
さらに新しい資料も追加されるので、そちらはまた随時書いていきます。