今回は直近の「教育原理」の出題まとめです。
おさえておきたいポイントを簡単にまとめていますので、知らない内容がないかチェックできます。

平成31年前期 教育原理の問題

問題構成はこのようになっています。

1

法律

「教育基本法」第9条

2


「幼稚園教育要領」前文

3

法律

「児童権利宣言」

4

人物

諸外国の人物

5

人物

日本の人物

6

人物

諸外国の人物

7


文部科学省の役割

8


「幼稚園教育要領」第3章

9

答申

中央教育審議会答申

10

法律

「障害者差別解消法」


■法令            4問(幼稚園教育要領  2問含む)
■人物            3問
■文部科学省に関する問題 1問
■国際条約     1問
■中央教育審議会答申 1問

だいたいいつも通りの出題でしたが、気になるところは3つです。

・児童権利宣言の条文出題
「社会的養護」で出題されるのは珍しいです。

・教育に関する用語(評価やカリキュラム)がなかった
文部科学省の役割は出題されましたが、いわゆる用語は出題されませんでした。
後期試験は何かしら用語問題が出題されると考えられます。

・「幼稚園教育要領」が2問も出題されていた
改訂されて日が浅く、改訂された内容からの出題は平成30年後期試験からですので、次回の試験もまた出題されることが予想されます。

問題によっては個別ページですでに解説をしていますので、そちらもご覧ください。


問1   「教育基本法」第9条

「教育基本法」についてはこちらです。


「教育基本法」はほぼ毎回出題されているので、条文に優先順位をつけながらしっかりおさえます。

ポイント
・特に、前文、第2、3、4、5、9、10、11、13、16条は過去に出題されているので、必ずおさえる。


問2 「幼稚園教育要領」前文

「幼稚園教育要領」についてはこちらです。


ポイント
新たに付け加えられた、前文、第1章「総則」の第2、4、5、6をおさえる。

問3 「児童権利宣言」

「児童権利宣言」と「児童の権利に関する条約」を見分ける必要があります。
どちらにも「保護」「児童の最善の利益」という言葉があるため、内容で判断するのは正直難しいです。

「児童権利宣言」が短いので全て覚えてしまうか、それぞれの言い回しの特徴を覚えます。

「児童権利宣言」ポイント

・前文と10条からなる短い内容
・全て「児童は〜 」で始まり、「〜ならない」で終わるものが多い。

「児童の権利に関する条約」ポイント
・国際条約であるため、「締約国は〜」で始まる文章が多い。
 


問4  諸外国の人物

問題の解説はこちらです。




ポイント
レイヴとウェンガー「正統的周辺参加」とは、実際に参加して学ぶという教えない教育


問5 日本の人物

問題の解説はこちらです。



ポイント
「知行合一説」は中江藤樹
「綜芸種智院」は空海
「和俗童子訓」は貝原益軒 


問6  諸外国の人物

問題の解説はこちらです。
 

ポイント
人物問題の文章に誤りがある場合はキーワードの部分で、他の人物のキーワードとすり替えています。
言い回し等、キーワード以外の部分で気になるところがあっても気にしないようにします。
 

問7 文部科学省の役割


問題の解説はこちらです。


ポイント

文部科学省は教育、科学技術・学術、スポーツ、文化の4つの分野がある(少子高齢化は厚生労働省)



問8 幼稚園教育要領

幼稚園教育要領については問2にある通りです。
この問題に出題された第3章の2は、もともとあった内容が改訂されています。
第3章はとても短いので、全部読んでおきたいです。(平成29年前期にも出題されています。)


問9 中央教育審議会答申

問題の解説はこちらです。


ポイント
カリキュラムは与えられるものではなく作り出すものであること、評価、改善する取り組み(=カリキュラムをマネジメントすること)が必要であること


問10 「障害者差別解消法」

問題の解説はこちらです。


ポイント
合理的配慮の提供=社会のバリアを取り除くこと


以上、平成31年前期の教育原理の問題内容を紹介しました。
次回は社会的養護、教育原理の出題予想を書いて、後期試験までのニコイチ対策は終了します。