後期試験「教育原理」の出題予想です。
前回の続きです。

法令は少し多めの4問の出題を予想し、その中で

「教育基本法」は、前文、第2、10、11条
「日本国憲法」は、第13条
「幼稚園教育要領」は、前文、第1章「総則」の第2、4
「小学校学習指導要領」は、前文

に絞りました。

今回は、「幼稚園教育要領」と「小学校学習指導要領」です。

■「幼稚園教育要領」
前文は改訂によって新たに付け加えられた部分です。
平成31年前期に出たばかりですが、とても長いので再出題も考えられ、前回とは別の部分が出題されることが考えられます。

その他に、新しく追加されている内容である、第1章「総則」の第2、4あたりも出題が予想されます。
特に第2は全て新設された内容ですので出題される可能性が高いです。
それぞれの項目はボリュームがあり、どの部分が出題されるかまでは難しいのですが、私なりに出題箇所を予想してみました。


■「小学校学習指導要領」
平成29年の改訂後まだ出題がないため、そろそろ出題されそうです。
出題される場合は、新たに追加された前文である可能性が高いです。
ちなみに、幼稚園教育要領の前文と重なっている部分があります。




問3予想     幼稚園教育要領

【出題予想問題】
答えは下です。

前文
教育課程を通して,これからの時代に求められる教育を実現していくためには,よりよい学校教育を通してよりよい社会を創るという理念を
(   A   )
と社会とが共有し,それぞれの幼稚園において,幼児期にふさわしい
(   B   )
をどのように展開し,どのような資質・能力を育むようにするのかを教育課程において明確にしながら,社会との
(   C   )
によりその実現を図っていくという,社会に開かれた教育課程の実現が重要となる。

A 家庭               学校
B 教育               生活
C 調和       連携及び協働



第1章第2(2問あります)
幼稚園教育において育みたい資質・能力及び「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」

1 幼稚園においては,生きる力の基礎を育むため,この章の第1に示す幼稚 園教育の基本を踏まえ,次に掲げる資質・能力を一体的に育むよう努めるものとする。

(1) 豊かな体験を通じて,感じたり,気付いたり,分かったり,できるようになったりする「知識及び(     A     )の基礎」

(2) 気付いたことや,できるようになったことなどを使い,考えたり,試したり,工夫したり,表現したりする「思考力,(      B     ),表現力等の基礎」

(3) 心情,意欲,態度が育つ中で,よりよい生活を営もうとする「(      C       ),人間性等」

A 技術           技能
B 理解力       判断力
C 生きる力   学びに向かう力

家族を大切にしようとする気持ちをもつとともに,(    A    )の身近な人と触れ合う中で,人との様々な関わり方に気付き,相手の気持ちを考えて関わり,自分が役に立つ喜びを感じ,(    A     )に親しみをもつようになる。また, 幼稚園内外の様々な(     B     )に関わる中で,遊びや生活に必要な情報を取り入れ,情報に基づき判断したり,情報を伝え合ったり,活用したりするなど,情報を役立てながら活動するようになるとともに,(     C     )を大切に利用するなどして,社会とのつながりなどを意識するようになる。

A 地域            幼稚園
B 環境            状況
C 社会資源     公共の施設


第1章第4

幼児理解に基づいた評価の実施
幼児一人一人の発達の理解に基づいた評価の実施に当たっては,次の事項に配慮するものとする。

(1) 指導の過程を振り返りながら幼児の理解を進め,幼児一人一人のよさや
(   A   )
などを把握し,指導の改善に生かすようにすること。その際,他の幼児との比較や一定の基準に対する(   B   )についての評定によって捉えるものではないことに留意すること。

(2) 評価の妥当性や信頼性が高められるよう創意工夫を行い,組織的かつ(    C     )な取組を推進するとともに,次年度又は小学校等にその内容が適切に引き継がれるようにすること。

A 発達状況          可能性
B 達成度             独自性
C 計画的             体系的




全文はこちらです。
それぞれ長いので、問題の部分のみを抜粋しています。

前文
教育課程を通して,これからの時代に求められる教育を実現していくためには,よりよい学校教育を通してよりよい社会を創るという理念を学校と社会とが共有し,それぞれの幼稚園において,幼児期にふさわしい生活をどのように展開 し,どのような資質・能力を育むようにするのかを教育課程において明確にしな がら,社会との連携及び協働によりその実現を図っていくという,社会に開かれた教育課程の実現が重要となる。

第2
1 幼稚園においては,生きる力の基礎を育むため,この章の第1に示す幼稚園教育の基本を踏まえ,次に掲げる資質・能力を一体的に育むよう努めるものとする。
(1) 豊かな体験を通じて,感じたり,気付いたり,分かったり,できるようになったりする「知識及び技能の基礎」
(2) 気付いたことや,できるようになったことなどを使い,考えたり,試したり,工夫したり,表現したりする「思考力,判断力,表現力等の基礎」
(3) 心情,意欲,態度が育つ中で,よりよい生活を営もうとする「学びに向かう力,人間性等」



家族を大切にしようとする気持ちをもつとともに,地域の身近な人と触れ合う中で,人との様々な関わり方に気付き,相手の気持ちを考えて関わり,自分が役に立つ喜びを感じ,地域に親しみをもつようになる。また, 幼稚園内外の様々な環境に関わる中で,遊びや生活に必要な情報を取り入れ,情報に基づき判断したり,情報を伝え合ったり,活用したりするなど,情報を役立てながら活動するようになるとともに,公共の施設を大切に利用するなどして,社会とのつながりなどを意識するようになる。 


第4
幼児一人一人の発達の理解に基づいた評価の実施に当たっては,次の事項に配慮するものとする。
 
(1) 指導の過程を振り返りながら幼児の理解を進め,幼児一人一人のよさや可能性などを把握し,指導の改善に生かすようにすること。その際,他の 幼児との比較や一定の基準に対する達成度についての評定によって捉える ものではないことに留意すること。
(2) 評価の妥当性や信頼性が高められるよう創意工夫を行い,組織的かつ計画的な取組を推進するとともに,次年度又は小学校等にその内容が適切に 引き継がれるようにすること。

問7予想    小学校学習指導要領

【出題予想問題】

前文
1 幅広い知識と(   A   )を身に付け,真理を求める態度を養い,豊かな情操と(   B   )を培うとともに,健やかな身体を養うこと。

2 個人の価値を尊重して,その能力を伸ばし,創造性を培い,自主及び自律の精神を養うとともに,(     C     )及び生活との関連を重視し,勤労を重んずる態度を養うこと。

A 教養            文化
B 道徳心        良心
C 技能            職業

答えは下です。
全文はこちらです。

前文
1 幅広い知識と教養を身に付け,真理を求める態度を養い,豊かな情操と道徳心を培うとともに,健やかな身体を養うこと。
2 個人の価値を尊重して,その能力を伸ばし,創造性を培い,自主及び自律の精神を養うとともに,職業及び生活との関連を重視し,勤労を重んずる態度を養うこと。


次回に続きます!