後期試験「教育原理」の出題予想です。
前回の続きで、今回は資料(通知など)からの問題です。

「教育原理」は、

①法令
②人物
③用語
④中央教育審議会答申


といった大きな4種類の問題構成であるため、これ以外の問題は少なく、出ないこともあります。
4種類の問題では足りない場合に加えられる感じですね。

4種類以外の問題とは、具体的に、通知などの資料からの問題であったり、諸外国の教育制度だったりします。

どんな資料かというと、例えば2回以上出題出題されているのが、
第2期教育振興基本計画
共生社会の形成に向けたインクルーシブ教育システム構築のための特別支援教育の推進(報告)
です。

このように何度か出題されている資料もあるのですが、何が出るか、どこから出るかという対策が難しいため、いわゆる「捨て問」といえます。
10問しかないのに捨てる問題があるなんて!と不安に感じるかもしれませんが、出題された場合は思い切って捨てて、残りの問題に集中するように切り替えます。
その1問に引っ張られると、急に全体の問題レベルが上がってしまい、他の問題まで正しいかどうか不安になってしまいます。

他の受験生もここまで準備していないはず、これは解けなくても構わない、点を取れたらラッキーという感覚で、さっとマークしてしまうのがおすすめです。
今年の神奈川県試験では、問1に資料からの出題、問7にイギリスの教育制度が出題されたため、この2問があったことで問題レベルが上がってしまいました。


私は勉強をする必要がないと判断したので、通知に関する内容はほとんど書いていません。
ただ、今回は予想問題を書いているため取り上げたということになります。





問9予想     資料からの出題

いくつかの資料を予想問題としてピックアップしてみました。

特別支援教育の推進について(通知)

共生社会の形成に向けて(共生社会の形成に向けたインクルーシブ教育システム構築のための特別支援教育の推進)

子どもの徳育の充実に向けた在り方について (報告)


答えは下です。

【出題予想問題】


問題1  特別支援教育の推進について
特別支援教育は、障害のある幼児児童生徒の自立や社会参加に向けた(      A       )な取組を支援するという視点に立ち、幼児児童生徒一人一人の(      B     )を把握し、 その持てる力を高め、生活や学習上の困難を改善又は克服するため、適切な指導及 び必要な支援を行うものである。

また、特別支援教育は、これまでの特殊教育の対象の障害だけでなく、知的な遅れのない発達障害も含めて、特別な支援を必要とする幼児児童生徒が在籍する全ての学校において実施されるものである。

さらに、特別支援教育は、障害のある幼児児童生徒への教育にとどまらず、障害の有無やその他の個々の違いを認識しつつ様々な人々が生き生きと活躍できる(      C       )の形成の基礎となるものであり、我が国の現在及び将来の社会にとって重要な意味を持っている。

A  継続的            主体的
B  教育的ニーズ  個人が抱える問題
C  共生社会         地域社会



問題2  共生社会の形成に向けて
  1. 障害のある子どもが、その能力や可能性を最大限に伸ばし、自立し社会参加することができるよう、医療、保健、福祉、(     A     )等との連携を強化し、社会全体の様々な機能を活用して、十分な教育が受けられるよう、障害のある子どもの教育の充実を図ることが重要である。
  2. 障害のある子どもが、地域社会の中で積極的に活動し、その一員として豊かに生きることができるよう、地域の同世代の子どもや人々の交流等を通して、地域での生活基盤を形成することが求められている。このため、可能な限り(    B    )学ぶことができるよう配慮することが重要である。
  3. 特別支援教育に関連して、障害者理解を推進することにより、周囲の人々が、障害のある人や子どもと共に学び合い生きる中で、(    C    )を確保しつつ社会の構成員としての基礎を作っていくことが重要である。次代を担う子どもに対し、学校において、これを率先して進めていくことは、インクルーシブな社会の構築につながる。

A  勤労         労働
B  継続的に  共に
C  公平性       客観性    


問題3  子どもの徳育の充実に向けたあり方について

「社会(その国、その時代)が理想とする人間像を目指して行われる人格形成」の営みである徳育は、どの時代、どの社会においても行われてきた普遍性あるものであり、(   A  )の中で生活する人間において不可欠である、共通のルールを守ることや他人を思いやるといった道徳性の継承を担っているものである。

 現在の新しいメディア技術の発達や(     B    )の減少等の社会構造の変化による、子どもの(    C    )の変化を十分に見据え、社会全体で子どもの徳育を推進することが必要である。


A  地域社会    社会集団
B  体験活動    コミュニケーション
C  生育環境    生活環境



【答え】


A

B

C

問題1

主体的

教育的ニーズ

共生社会

問題2

労働

共に

公平性

問題3

社会集団

体験活動

生育環境 



いかがでしたでしょうか?


次回は中央教育審議会答申の問題です。