後期試験「社会的養護」の出題予想です。
前回に引き続き、今回は職員配置についてです。

施設の職員配置は、すでに一問一答形式でまとめています。



答えです。





施設職員以外にも、事業における職員配置も確認する必要があると感じました。
つまり、「児童福祉施設の設備及び運営に関する基準」に定めたものではなく、各事業の運営指針やガイドラインなどに定めてある内容です。

社会的養護では主に以下の事業が出題されます。

■社会的養護自立支援事業
■子育て短期支援事業
■放課後等デイサービス
■保育所等訪問支援事業

そこで、これらの事業の職員配置もおさえておきたいです。


社会的養護自立支援事業
支援コーディネーター(継続支援計画の作成)
生活相談支援担当職員(生活相談の実施)
就労相談支援担当職員(就労相談の実施)
   

子育て短期支援事業 
実施施設に児童の養育に経験を有する保育士、里親等を複数登録する。

※実施施設とは、児童養護施設、母子生活支援施設、乳児院、保育所、ファミリーホーム等住民に身近であって、適切に保護することができる施設。
また、児童等の近隣に実施施設がないこと等により必要な養育・保護を行うことが困難である場合には、実施施設は、あらかじめ登録している保育士、 里親等という。)に委託も可能。


放課後等デイサービス
指導員又は保育士、児童発達支援管理責任者、機能訓練担当職員(機能訓練を行う場合)の配置が必須。
重症心身障害児に対して放課後等デイサービスを行う場合は、指導員又は保育士に替えて、児童指導員又は保育士、さらに嘱託医、看護師、機能訓 練担当職員の配置を行い、医療的ケア等の体制を整える必要がある。


保育所等訪問支援事業
事業所には、管理者、児童発達支援管理責任者、訪問支援員の配置が必要。
訪問支援員は児童指導員又は保育士を基本とし、理学療法士や作業療法士、言語聴覚士などのリハスタッフや心理担当職員などで、障害児支援に関する知識や相当の経験があるものとする。
 




実際の問題例

例えば平成29年後期試験「社会的養護」問8では次のような問題が出題されました。

「児童の遊びを指導する者」は、放課後等デイサービス事業を行っている施設に配置され、遊びを通して子どもの心身の健康や情緒の安定を図る役割を担っている。

→×

「児童の遊びを指導する者」とは、児童館などの児童厚生施設に配置される職員ですので、放課後等デイサービス事業を行う施設には配置されません。
放課後等デイサービスには、指導員又は保育士、児童発達支援管理責任者、機能訓練担当職員(機能訓練を行う場合)の配置義務があります。

そして、放課後等デイサービスと紛らわしいのが放課後児童健全育成事業ですね。

放課後児童健全育成事業とは、「児童福祉法」第6条の3第2項の規定に基づき、保護者が労働等により昼間家庭にいない小学校に就学している児童に対し、授業の終了後等に小学校の余裕教室や児童館等を利用して適切な遊び及び生活の場を与えて、その健全な育成を図るものです。

この事業では放課後児童支援員の配置が義務付けられています。

「社会的養護」で放課後健全育成事業について問われる可能性は低いですが、放課後等デイサービスと絡んだ問題が出題される可能性はあります。

例えば、

「放課後児童支援員」は、放課後等デイサービス事業を行なっている施設に配置され、子どもにとって適切な養育環境が得られるよう支援する役割を担う。

→×

このように「放課後」という言葉で絡める可能性があるということです。



次回に続きます!