引き続き「教育原理」について個々の問題を見ていきます。
問題はこちら

問題構成はこのようになっていました。

1

法律

「教育基本法」第11

2

法律

「学校教育法」第24

3

法律

「学校教育法」第23

4

人物

ペスタロッチ著書「シュタンツだより」

5

人物

イリイチ、フレイレ、フレネの組み合わせ

6

人物

オーズベル、ブルーナー  、スキナーの組み合わせ

7

日本の教育制度

並び替え

8

中央教育審議会答申

「幼稚園、小学校、中学校、高等学校及び特別支援学校の学習 指導要領等の改善及び必要な方策等について」(平成 28 年)

9

法律

「幼稚園教育要領」第1 1

10

通知

「特別支援教育の推進について」


今回は問2の「学校教育法」第24条についてです。


問2  学校教育法 第24条


次の文は、「学校教育法」第 24 条の一部である。( A )・( B )にあてはまる数字及び 語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

幼稚園においては、第( A )条に規定する目的を実現するための教育を行うほか、幼児期の教育に関する各般の問題につき、保護者及び地域住民その他の関係者からの相談に応じ、必要な( B )及び助言を行うなど、家庭及び地域における幼児期の教育の支援に努めるものとする。

(組み合わせ)

    A          B
1 9    子育て支援
2 9    情報の提供
3 22  子育て支援
4 22  情報の提供
5 22  対応


問1と同様に穴が2ヶ所ですので、選択肢に一つしかない「対応」が入った5は×と判断できますね。




内容面を見ていきます。

幼稚園においては、第( 22 )条に規定する目的を実現するための教育を行うほか、幼児期の教育に関する各般の問題につき、保護者及び地域住民その他の関係者からの相談に応じ、必要な( 情報の提供 )及び助言を行うなど、家庭及び地域における幼児期の教育の支援に努めるものとする。

「学校教育法」の第3章(第22条から第28条)は幼稚園について定めています。
出題された第24条は、第22条に定めた目的のための具体的な方法を定めています。
情報を提供することや助言を行うなどして、家庭や地域の幼児教育に支援していくということですね。

学校教育法の出題傾向

「教育基本法」と違って、「学校教育法」は毎回出題されるものではありません。
ですが、「教育基本法」に次いでよく出題されています。
以下のように、令和元年後期や平成26年には数問出題されています。

令和元年後期

①第24


②第23

平成31年前期


平成30年後期


平成30年前期

12222426

平成29年後期


平成29年前期

11922

平成28年後期

21

平成28年前期

72

平成27年地域限定

22

平成27

24

平成26年最試験


平成26

①第23


②第1727476


③第11

平成25


平成24

72

平成23




全部で146条(13章)から成り立つボリュームのある法律ですので、覚える条文は抜き出す必要があります。

保育士試験に関係があるのは、

第1章の総則(第1〜15条)
第2章の義務教育(第16〜21条)
第3章の幼稚園(第22〜28条)
第8章の特別支援教育(第72〜82条)

の39の条文です。
平成24年以降の出題は全てこの中に含まれていますね。

146条から39条まで絞れましたが、まだ数が多いです。
そこで特に繰り返し出題されている条文に注目すると、第1、22、23、24、72条
となっており、今後も出題の可能性が高いです。

また2007年に大きな改正が行われており、39の条文の中では、第16、21、22、23、24、25、72、77条
となります。


これらから考えると、「学校教育法」で特に覚える必要があるのは、

第1、16、21、22、23、24、25、72、77条

ということになります。
9つの条文に絞ることができれば、学習も楽になりますね。

以上、問2の問題解説と「学校教育法」の学習方法について紹介しました。
「学校教育法」は、保育士試験に関係のある39の条文についてキーワードを抜き出しながら読んでおき、中でも9つの条文は丁寧に覚える必要があるということになります。

次回は、問3を見ていきます。