引き続き「教育原理」について個々の問題を見ていきます。
問題はこちら

問題構成はこのようになっていました。

1

法律

「教育基本法」第11

2

法律

「学校教育法」第24

3

法律

「学校教育法」第23

4

人物

ペスタロッチ著書「シュタンツだより」

5

人物

イリイチ、フレイレ、フレネの組み合わせ

6

人物

オーズベル、ブルーナー  、スキナーの組み合わせ

7

日本の教育制度

並び替え

8

中央教育審議会答申

「幼稚園、小学校、中学校、高等学校及び特別支援学校の学習 指導要領等の改善及び必要な方策等について」(平成 28 年)

9

法律

「幼稚園教育要領」第1 1

10

通知

「特別支援教育の推進について」


今回は問7の日本の教育制度についてです。


問7  日本の教育制度

次のア~ウの図は、日本の教育制度を示したものである。年代を古い順に並べた場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

※図は省略

(組み合わせ)
1 ア→イ→ウ
2 ア→ウ→イ
3 イ→ア→ウ
4 イ→ウ→ア
5 ウ→イ→ア 

ア〜ウのそれぞれの図について、特徴をつかみます。


アは、幼稚園と並んで幼保連携型認定こども園があること、小学校、中学校と並んで義務教育学校があることから、比較的最近の教育制度ということが分かりますね。
認定こども園は2006年10月より創設され、義務教育学校は「学校教育法」の改正により2016年に創設されています。
つまり、アは2016年以降の教育制度ということになります。



イは、尋常小学校、高等小学校などと、現在存在しない学校名がありますね。
これらは1886年の小学校令によって、尋常小学校、高等小学校という名称になりました。
そして1941年の国民学校令によって、尋常小学校は国民学校初等科、高等小学校は国民学校高等科になります。
さらに1947年の学制改革によって、国民学校初等科は小学校、国民学校高等科は中学校となります。
つまり、イは1886年から1941年頃ということになります。



ウは、1947年に定められた「学校教育法」に定めた学校ということです。
小学校、中学校、高等学校、大学、盲学校、聾学校、養護学校、幼稚園の他にも、専修学校、各種学校が定められています。
つまり、ウは1947年からそれ以降の「学校教育法」改正で教育制度が変化するまでということになります。


よって、古い順に、イ→ウ→ア ということになりますね。


外国の教育制度に注目

今回は日本の教育制度でしたので、深く知らなくても答えやすい問題でした。
しかし、過去には外国の教育制度が出題されています。
例えば、平成29年後期の問8、平成28年後期の問8、平成31年神奈川県問7などです。

外国の教育制度は市販の教科書にもある程度まとめられています。
過去問を参考にして、外国の教育制度を答えられるように準備しておきたいですね。

以上、問7の問題解説でした。


次回は、問8を見ていきます。