「社会福祉」の社会保障に関する内容(生活保護や年金、介護保険など)を分析しています。
平成26年までさかのぼって出題内容を一覧にしました。


生活保護

介護保険

雇用保険

年金

労災

医療保険

令和元年後




平成31年前



平成30年後        





平成30年前



平成29年後





平成29年前






平成28年後




平成28年前






平成27年地






平成27






平成26年再

平成26






今は年金制度の問題を解説しています。
今回は、平成30年前期試験の問題です。
問題はこちらです。



平成30年前期試験 問6
 
次の文は、公的年金保険制度に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 1961(昭和 36)年の国民年金の創設によって、自営業者なども年金制度の対象に加えられ、国民皆年金が整えられた。

B 国民年金制度の被保険者は、18 歳以上 65 歳未満の者である。

C 公的年金制度の年金給付の種類には、老齢基礎年金、老齢厚生年金、障害基礎年金、障害厚生年金、遺族基礎年金、遺族厚生年金等がある。

D 公的年金制度は、社会保険方式によって国民に対して所得保障を行う制度の一つである。

 (組み合わせ)  
   A B C D
1 ○ ○ × ○
2 ○ ○ × ×
3 ○ × ○ ○
4 × ○ ○ ×
5 × × ○ ○

この問題は、年金制度について広く問われた内容でした。
対象年齢や年金の種類といった基本事項はしっかりおさえたいです。
 
では、設問を1つずつみていきます。

A 1961(昭和 36)年の国民年金の創設によって、自営業者なども年金制度の対象に加えられ、国民皆年金が整えられた。

→◯

文章のとおりです。
国民皆年金(こくみんかいねんきん)とは、原則20歳から60歳未満の国民が年金制度に加入していることです。


B 国民年金制度の被保険者は、18 歳以上 65 歳未満の者である。

→×

国民年金の被保険者は、基本的に20歳以上60歳未満のすべての者です。
学生であっても20歳以上であれば加入が義務付けられています。
また、厚生年金保険の被保険者は国民年金の第2号被保険者となります。


C 公的年金制度の年金給付の種類には、老齢基礎年金、老齢厚生年金、障害基礎年金、障害厚生年金、遺族基礎年金、遺族厚生年金等がある。

→◯

【老齢年金】
国民年金や厚生年金に加入して保険料を納めていた者に支給されるのが「老齢基礎年金」、厚生年金に加入して保険料を納めていた者に支給されるのが「老齢厚生年金」です。
(参考)老齢基礎年金と老齢厚生年金の違い(日本年金機構)

【障害年金】
病気や怪我が原因で生活や仕事が困難になった場合に支給されるものです。
その病気や怪我を診療する際に加入していた年金が国民年金であれば「障害基礎年金」、厚生年金であれば「障害厚生年金」となります。
(参考)障害年金(日本年金機構)


【遺族年金】
被保険者が亡くなって、その人の遺族に対して支給されるものです。
亡くなった人が加入していた年金によって、「遺族基礎年金」「遺族厚生年金」のどちらか、もしくは両方が支給されます。
(参考)遺族年金(日本年金機構)



D 公的年金制度は、社会保険方式によって国民に対して所得保障を行う制度の一つである。

→◯

社会保険方式とは、年金制度において、加入者が保険料を払い、その保険料の額や支払い期間に応じて給付を受けられる仕組みのことです。
所得保障とは収入がない状況の時に、生活のための金銭を支給されることです。



年金は身近な制度ですが知っているようで知らないようなことも多いので、基本事項をしっかりおさえて対策したいですね。
次回も引き続き年金制度についてです。