労災保険に関する出題を平成26年までさかのぼって確認しました。
これまであまり広く深く出題されておらず、ほとんど同じような問題です。
よって過去問から、学習するポイントがつかめますね。


労災保険の給付対象

企業に勤めているWさんは、通勤途上で転倒し負傷したため、労働者災害補償制度に必要な保険給付の申請を行った。
(平成30年前期)

■労働者災害補償保険は、通勤途上における負傷も保険給付の対象としている。 
(平成28年後期)

■労働者災害補償保険では、通勤による負傷も給付の対象となる。 
 
(平成26年再)

「通勤途上の負傷」は労災保険の対象で、何度も出題されています。
今後、通勤と同じ意味である「出勤」「帰宅」という言い回しも出題されるかもしれません。


労働者災害補償保険制度では、業務災害及び通勤災害に関する保険給付、二次健康診断等給付、社会復帰促進等事業等を行っている。
(平成31年前期)

労災保険は仕事中や通勤中に起こったケガや病気に対して保険給付を行う制度ですが、それ以外にも、二次健診等給付、社会復帰促進等事業があります。
細かくは問われなさそうですので、名称だけでも覚えたいです。 

 
労災保険の実施期間

 労働者災害補償保険  -  公共職業安定所(ハローワーク) 
(平成26年再)

労災保険の実施機関は、ハローワークではなく労働基準監督署が行います。
労災の保険給付は、労働基準監督署長あてに請求することもおさえます。


保険料は全額事業主負担

■ 労働者災害補償制度の保険料は事業主と労働者の折半である。
(平成26年再)

労災保険制度は、「労働基準法」にもとづく事業主の災害補償責任を肩代わりする制度です。
よって、労働者がいる全ての事業主は労災保険に加入する義務があり、保険料を全額負担するということですね。
保険の加入者=事業主、被保険者(受給者)=労働者 ということになります。


保育士試験における労災保険の問題は、出題範囲が狭いので、他の社会保障制度と比べて対応しやすいですね。
これらのポイントをもとに、次回はテストを予定しています。