(2022.12.12更新)
前回「社会福祉」における過去の人物問題を紹介しました。
今回は過去問に登場した人物から、おさえておきたい人物のキーワードをまとめました。
出題されやすい人物から順に並んでいます。


リッチモンド

・女性ケースワーカーであり「ケースワークの母」と呼ばれる
・ケースワークを体系化
・著書『社会診断』『社会的診断論』『ソーシャル・ケースワークとは何か』

 
パールマン

・問題解決アプローチ(心理社会的アプローチと機能的アプローチをあわせたもの)
・4つのP(人、問題、場所、過程)
・著書『ソーシャル・ケースワーク 問題解決の過程』


ジャーメインとギッターマン

・生活モデル
・生態学的アプローチ(エコロジカルアプローチ)
・人と環境との交互作用

 
バイステック

・バイステックの7原則(個別化、受容、意図的な感情表出、統制された情緒的関与、非審判的態度、利用者の自己決定、秘密保持)
・著書『ケースワークの原則』

 
マズロー

・人間は自己実現に向かって絶えず成長する
・欲求五段階説
・著書『人間性の心理学』
 

アダムズ.J

・アメリカシカゴのハルハウス(世界最大規模のセツルメントハウス)

バーネット夫婦

・イギリスロンドンのトインビーホール(世界最初のセツルメントハウス)

バートレット

・社会福祉援助技術統合化
・著書『社会福祉実践の共通基盤』

チャルマーズ

・友愛活動(隣愛運動)
・ケースワークの先駆け

ホリス

・心理社会的アプローチ
・著書『ケースワーク 心理社会療法』

ロス

・地域組織化説
・著書『コミュニティ・オーガニゼーション 理論と原則』
 
シュワルツ

・波長合わせ
・媒介モデル、相互作用モデル


以上、人物キーワードのまとめです。
これだけおさえていたら「社会福祉」の人物問題に対応できるのではないでしょうか。