こんにちは。
地域によっては店舗の営業再開や学校再開となり、少しずつ制限が緩和されていますね。
不安がある中ではありますが、止まっていたことが動き始めてよかったです。

6月28日の実技試験も、地域によっては実施可能かもしれません。
受験者数は多くないと思われますので、会場の工夫次第で実施できるかもしれませんね。
毎日全国保育士養成協議会のホームページにアクセスし、新しいお知らせがないか、実技試験の実施会場が載っていないかを確認しています。
今のところ動きはありませんが、新しいお知らせを待ちたいですね。

今回は、以前書いた令和元年後期試験に対する予想問題を更新し、令和元年後期試験の造形の予想問題を考えたいと思います。



過去問の77.7%が保育室内の様子

約11年分の過去問を振り返りました。
令和元年後期試験からさかのぼった過去18回の試験の背景は、保育室内11回、園庭2回、敷地外2回、保育室か園庭か選べたものが2回、場所を指定されなかったのが1回です。
指定がなかったり選べたりした3回分も保育室内にしたとして合わせると、保育室内を背景とした問題は77.7%となります。

ただし、平成28年前期や令和元年前期は園庭(保育室外)が出題されています。
前期試験については、園庭(保育室外)の出題という可能性も十分にあるということですね。
散歩の様子や園庭での砂遊び・どろんこ遊びもまだ出題がありません。
例えば、砂場で砂のプリンやケーキを作って「どうぞ」「いただきます」のようなやりとりをしている様子などを練習しておきたいですね。


過去問の72%が日常のワンシーン

約11年分(18回の試験)のテーマを見てみると、イベントやイベントの練習は5回で、13回は日常のワンシーンでした。
特別なイベントである可能性は低く、日々の保育の中のワンシーンである可能性が非常に高いです。



遊びのテーマでは子どもが主体であること

遊びがテーマの場合、これまで絵本や紙芝居といった受容遊びは出題されていません。
子ども自身が指先を使ったり全身を使ったりしており、子どもが主体となっています。

前回の令和元年後期試験では、子どもが粘土で好きな動物を作るというテーマでした。


特別な道具は出てきません

これまでハサミやクレヨン、のりなどの道具を使った製作は全く出題されていません。
前回初めて粘土遊びが出てきましたが、道具がなくても成り立ちますね。
おもちゃもほとんど出てきておらず、園庭遊びでは滑り台やブランコなどの遊具で遊ぶということも出題されていません。
よって、道具を使って何かを作るようなテーマは出題されにくいと考えられます。

これまで出題されたものは、折り紙、落ち葉、水たまり、空き箱、ダンボールといった自然や身の回りのものです。
身の回りのものを使う遊びでまだ出題されていないものでは、ちぎったりかぶったりすることができる新聞遊び、ボールの代わりになる風船遊びなどです。



楽しい活動であること

造形表現の問題は、平成25年から「事例」と「条件」に分かれるようになりました。

「事例」では、「誰がどこで何をしている」という具体的な例を示しています。
「条件」では、その事例を描く時に必要な事柄を4つ挙げています。

令和元年後期試験の問題
 
【事例】を読み、次の4つの条件をすべて満たして、解答用紙の枠内にその情景を描きなさい。

【事例】H保育所の5歳児クラスの子どもたちは、「好きな動物」をテーマにして、楽しそうに粘土遊びをしています。保育士は子どもたちの遊びを支援しています。

【条件】
1.好きな動物をテーマに粘土遊びをしている様子がわかるように描くこと。
2.活動している保育室内の様子がわかるように描くこと。
3.子ども3名以上、保育士1名以上を描くこと。
4.枠内全体を色鉛筆で着彩すること。
 

「事例」ではほぼ毎回「楽しい」という表現が含まれていることがポイントです。
楽しく遊んだ、楽しく練習した、楽しく食事をした、楽しみにしていた、などです。
活動の場合、どのようなテーマになっても、楽しさが伝わるような動きや表情が書けるように練習しておくと良さそうですね。


生活がテーマになることもある

楽しい遊びだけでなく生活がテーマとなることもあり、過去には給食と昼寝の準備が出題されました。

毎日保育所で行なわれる生活習慣を考えると、「登園・降園の挨拶」「朝の会・帰りの会」「片づけ」「着替え」「排泄」「手洗い・うがい」「歯磨き」「掃除」などがありますね。
また、地震や火災、水害に対する「避難訓練」も定期的に保育所で行われています。

また、現在はコロナウイルス感染症の感染拡大により、改めて「手洗い・うがい」の徹底が重要となっています。
石けんを使った手洗いや、口の中をゆすぐうがいと顔を上げたガラガラうがいの2種類のうがいを描いたりするなどして、工夫できそうです。


過去問と重ならないテーマであること

過去18回分の問題を確認したところ、同じテーマが2回以上出題されることはありませんでした。
よって、これまで出てきていない内容が出題されると考えます。

例えば園庭での遊びを考えると、「鬼ごっこ」「かくれんぼ」「だるまさんがころんだ」などの定番の遊びがあります。
このうち「鬼ごっこ」だけは10年以上前の平成19年試験に出題されています。
かなり前のテーマについては2度目の出題があるかもしれません。


また、予想問題については以前こちらにも書いています。





以上をまとめて、令和2年前期試験の予想問題として次の内容が考えられます。
個人的には保育室外の出題かなと考えており、散歩中の虫や自然の観察、園庭で遊具を使わない遊び、外から帰ってきた時のうがい・手洗いが気になります。

「保育室内」の場合 新聞遊び
「園庭遊び」の場合 砂遊びやどろんこ遊び、鬼ごっこ、かくれんぼ、だるまさんがころんだ
「保育室外」の場合 散歩中の虫や自然の観察
「生活」の場合   手洗い・うがい、避難訓練