「社会福祉」の科目における「社会福祉協議会」に関した問題解説を続けています。
今回は13回目です。

社会福祉協議会に関する問題の出題一覧は下の表です。
今回は神奈川県試験の平成29年試験の問6を確認します。

平成31年前期

4、問17

平成30年後期

17、問18

平成29年後期

6

平成28年後期

9、問14

平成28年前期

18

平成27年地域

20

平成26年再

15

平成26

16、問17、問18、問19


【神奈川県】

平成30年  

17         

平成29

6、問8     






神奈川県平成29年試験 問6
 
次の文は、「新・社会福祉協議会基本要項(全国社会福祉協議会)における社会福祉協議会の活動原則についての記述である。不適切な記述を一つ選びなさい。

1 広く住民の生活実態・福祉課題等の把握に努め、そのニーズに立脚した活動をすすめる。

2 住民の地域福祉への関心を高め、その自主的な取り組みを基礎とした活動をすすめる。

3 行政組織としての特性を生かし、住民ニーズ、地域の福祉課題に対応して、開拓性・即応性、柔軟性を発揮した活動をすすめる。

4 公私の社会福祉および保健・医療、教育、労働等の関係機関・団体、住民等の協働と役割分担により、計画的かつ総合的に活動をすすめる。

5 地域福祉の推進組織として、組織化、調査、計画等に関する専門性を発揮した活動をすすめる。

「新・社会福祉協議会基本要項」とは少し見慣れないものですね。
(要項、要綱、要領の違いはそのうち書きたいと思います!)
これまでさかのぼった平成26年試験までは出題されていないのでなじみがなく、少し焦りますね。
ですが落ち着いて読んでいくと、3の 行政組織が誤りということはすぐにわかります。
社会福祉協議会は民間組織という特徴がありました。

・「社会福祉法」に定められていること
・民間組織
・非営利

このあたりの基本的な部分が出題されていましたね。

今回出題された新・社会福祉協議会基本要項について、

昭和37年に「社会福祉協議会基本要項」が策定されましたが、社会福祉協議会の組織・活動等の再構築や新たな発展のために、平成4年に「新・社会福祉協議会基本要項」が策定されたことが前文に述べられています。

そして問題文の「社会福祉協議会の活動原則」は新・社会福祉協議会基本要項の3ページ目に5つ述べられています。 
(1)広く住民の生活実態・福祉課題等の把握に努め,そのニーズに立脚した活動をすすめる。

(2)住民の地域福祉への関心を高め,その自主的な取り組みを基礎とした活動をすすめる。

(3)民間組織としての特性を生かし,住民ニーズ,地域の福祉課題に対応して,開拓性・即応性.柔軟性を発揮した活動をすすめる。

(4)公私の社会福祉および保健・医療,教育,労働等の関係機関・団体,住民等の協働と役割分担により,計画的かつ総合的に活動をすすめる。

(5)地域福祉の推進組織として,組織化,調査,計画等に関する専門性を発揮した活動をすすめる。  

上記の活動原則は、

(1)住民ニーズ基本の原則
(2)住民活動主体の原則
(3)民間性の原則
(4)公私協働の原則
(5)専門性の原則


とも言い換えられており、これらの言葉も今後出題されそうな気がします。

問6の問題は順番もこのままでしたね。
(3)民間組織が行政組織となっていたところが誤りでした。  

保育士試験が5つから1つを選ぶ形式となっていますので、法令や資料からの出題では、このように何か5つあげられている部分が出題されることもあります。


問6の解説は以上です。
次回に続きます。