以前も書きましたが、神奈川県独自保育士試験は全国共通試験とは別に神奈川県が独自に設けるもので、神奈川県が問題を作成しています。

神奈川県試験はこちらにあります。
平成31年
平成30年
平成29年

問題作成者が違いますので出題傾向も異なっており、過去3回の神奈川県独自保育士試験からある程度の出題傾向をつかむ必要があります。
基本的には、全国共通試験と同じ勉強でいいのですが、少しでも多く正解するためには、神奈川県試験の出題傾向を知っておいた方がいいですね。

今回は過去3回の試験からわかることをまとめました。





出題形式
全国試験の「社会福祉」は、例年20問中18問〜19問は◯×組み合わせ問題です。

しかし、神奈川県試験では出題形式がばらけています。

平成29年(穴埋め5    並び替え1   ◯×9  不適切な記述を選ぶ5)
平成30年(穴埋め3  並び替え1 ◯×6  不適切な記述を選ぶ6  正しい記述を選ぶ3 組み合わせ1)
平成31年(穴埋め1    並び替え1   ◯×8  不適切な記述を選ぶ3 正しい記述を選ぶ7)

〇×組み合わせ問題は半分以下で、正しい記述や不適切な記述を1つ選ぶ問題が目立ちます。
〇×組み合わせの形式よりも、答えを1つ選ぶ形式の方が答えやすいのではないでしょうか。
学習した知識やテクニックをもとに一発で答えを見つけることもできますし、消去法で見つけていくこともできます。

特に不適切な記述を1つ選ぶ問題は、答えをすぐに見つけられる場合があります。
「社会福祉」の場合、「都道府県」⇄「市町村」の違い、「実施主体」「根拠となる法律名」「職員名」この辺りに誤りを設けることがあります。
また、何度か書いていますように「必ず」「すべて」「あらゆる」「のみ」というような表現は誤った文章を作る際に取り入れる表現です。


このように神奈川県試験の「社会福祉」は○×問題に偏っていないことから、問題によっては答えをすぐに見つけることができ、全国試験に比べてとりやすいかもしれません。


出題内容


続いて3回分の出題内容を確認します。

平成29

平成30

平成31

「全国保育士会倫理綱領」

日本国憲法」第13222527

ノーマライゼーション

ソーシャルワークの展開過程

制定年並び替え

「社会福祉の増進のための社会福祉事業法等の一部を改正する等の法律」

「社会福祉法」第78

「子どもの貧困対策の推進に関する法律」

社会福祉に関する計画(シルバープラン、エンゼルプランなど)

「少子化社会対策大綱」

法令の名称と条文の組み合わせ

「児童の権利に関する条約」第28

ストレングス、エンパワメント

家庭支援

障害児

社会福祉協議会

社会福祉施策と根拠法の組み合わせ

社会福祉事業、制度と根拠法

要保護児童対策地域協議会

福祉行政の行政機関(児童相談所、福祉事務所など)

措置費

日常生活自立支援事業

社会福祉事業と根拠法

社会福祉事業と根拠法

「保育所保育指針」

社会福祉の専門職

社会福祉の専門職

バイステックの7原則

保育所における障害者対応

「社会保障制度改革推進法」

第二次世界大戦後の社会福祉

「全国保育士会倫理綱領」

アプローチ

女性の労働に関する法律

ソーシャルワークの展開過程

相談援助における自立支援のあり方

子どもの権利擁護

第三者評価事業

厚生労働白書

社会福祉に関する法律

苦情解決

ソーシャルワークの展開過程

児童、少年の定義

「高齢社会白書」

福祉サービスの質の保障

社会福祉の実施機関(児童相談所、福祉事務所など)

「少子化社会対策基本法」第2

制定年並び替え

社会福祉事業、社会福祉法人

民生委員、社会福祉協議会、共同募金

バイスティックの7原則

事例

「保育所保育指針」

児童に関する各種手当

年金

要保護児童対策地域協議会

児童虐待

障害児、障害者

日常生活自立支援事業

発達障害


また、はは、3回の試験の中で2回以上出題された内容です。
次回試験でも出題される可能性が高いといえますので、ここら辺を優先的に勉強しておきたいです。


例えばですが、
・日常生活自立支援事業の実施主体は?
・相談援助の展開過程で、クライアントの状況を明らかにして、ニーズを把握する段階は何という?
・バイステックの7原則とは?
・母子福祉資金貸付の根拠法は?
・成年後見制度の根拠法は?

などの質問に、すらすらと答えられるようにしておきたいですね。
このブログでは、これらの一問一答テストを定期的に作っていこうと思います。

また、また、はの中には、「全国保育士会倫理綱領」や「保育所保育指針」の穴埋め問題のように、全国試験の「社会福祉」にはほぼ出題がないものもありますから、このあたりの学習が追加で必要となりますね。
以下の過去記事も参考になると思います。








勉強範囲を関連科目まで広げる


残りが「社会福祉」1科目でも「社会福祉」のみ勉強するのではなく、すでに合格されている「子ども(児童)家庭福祉」の勉強をしたり過去問を解いたりするのもおすすめです。
 

例えば、児童手当などの児童に関する手当はどちらかと言うと「子ども(児童)家庭福祉」の範囲だと思いますが、平成31年神奈川県や令和元年後期の「社会福祉」にも出題されています。
保育士試験は科目の出題範囲があいまいですので、関連する合格科目ももう一度勉強し直しておくと良さそうです。
 

次回は「日常生活自立支援事業」の学習ポイントとテストを予定しています。