(2022.4.26 更新)アンケートを更新しました。ありがとうございます。

1月13日のブログ記事で、令和3年後期実技試験を受けられて結果が届いたかたに向けたアンケートを掲載しました。
今回は皆様から寄せられた造形試験の感想や体験談をまとめました。
今後、実技試験を受けられるかたの参考になりますように。
※いただいたコメントは、文章の一部や言い回しを変えて載せています。




造形について
まずは令和3年後期試験の問題です。

【事例】を読み、次の4つの条件をすべて満たして、解答用紙の枠内にその情景を描きなさい。

【事例】
H保育所の4歳児クラスの子どもたちは、園庭で色水遊びをしています。水の感触を楽しみながら、空き容器に色水を入れて並べたり、ジュースに見立てたり、色を混ぜるなどして、保育士と一緒に遊んでいます。

【条件】
1.容器を使って色水遊びを楽しんでいる様子を描くこと。
2.園庭の色水遊びの様子が分かるように描くこと。
3.子ども3名以上、保育士1名以上を描くこと。
4.枠内全体を色鉛筆で着彩すること。

背景は「園庭」、活動は「色水遊び」で、具体的な活動の内容は問題文にあります。
採点基準がはっきりしないのですが、4つの条件を漏らさずに描くこと、色を塗りきること(白い部分がない)で合格点に近づくと思われます。

アンケートに答えてくださった49名のかたが造形を受験されました。
合格者が書いてくださったアンケートとブログコメントを紹介します。


当日の感想、エピソード
限られた時間の中での皆様の頑張りや工夫が伝わってきます。
時間がたらず、練習よりもかなり雑な出来になってしまった。
思ったより時間がかかり見直しの時間がほとんど取れなかった。
思いの外時間が足らず、とにかく色塗りだけは終わらせようと頑張った。お題は全てクリアできていたが、色塗りが少し雑になったので心配だった。
構図や配色をパターン化したり、主線用色鉛筆(茶色)を二本用意したり等少しでも時間を無駄にしないようにしたのがよかった 。問題用紙の条件には必ずマルをつけて見落とさないようにした。
用紙にこげちゃの色鉛筆で線を描き始めてから構図がおかしいのでは?と思ってしまい(具体的には外なのに机構図)なんとか変更しようとしてかなり時間をロスしてしまった。時間内に描き切ることに必死で、練習してきたことが出せない部分もあったが、求められているものは描けたと思う。
手が震えたが、いつもの流れで描くようにしたら落ち着いて出来た。
思ったよりできた。
たぶん緊張のせいで思った以上に手が動かなかった。でも、とにかく条件を満たすこと、色を塗り切ることに集中した。
いよいよ本番、自分の為の課題、と意気込むあまり丁寧に描きすぎて、途中で我に返った。園庭なのに帽子を被ってないとか、袖まくりしてないとか後から反省する点はあったが、条件を押さえて塗りつぶしていれば大丈夫!と悲観する事なく作業できたのは精神衛生上よかった。
構図に悩み着色にあまり時間が取れなかったが、明るく楽しく!を心がけた。
前日に確認したはずなのに途中で下書き用のものが出なくなってしまった上、机から落としてしまったので、覚悟を決めて茶色の色鉛筆で直接描いた。    
開始が半端な時間だったので、アナログ時計を12:00に合わせたことで、何分経過したのか、残り何分なのか把握しやすくした。

当日の環境その他に関した内容
幅や奥行きが狭い、傾斜があるなど、色鉛筆の置き場所に困ることがあります。
自宅での練習でも当日の机のサイズを意識してみると良いかもしれません。
当日にどのような机でも対応できるように、タオルやペン立てなどいくつか持っておくと安心ですね。
また、受験番号シールを貼るタイミングも会場によって異なるようです。
会場が高校だったので、思った以上に机が狭かった。
大学の講義室なので、固定式、傾斜あり、奥行き狭いというところで色鉛筆の置き場所に悩んだ。結果的に白無地タオルと浅いいれものが役立った。
大学の大講義室だったので、椅子は固定で机も縦がA3程度の広さしかなく狭かったことと、右端の席だっため広く空いているスペースが左側だったが、右利きの私は右側に色鉛筆を置きたかったので狭くて少し作業しにくかった。ペン立てを持参したので事なきを得たが、タオルに広げるタイプだとかなり苦戦したと感じた。
試験前にケント紙に受験番号シールを貼るが、その時間が試験開始後だった会場もあったとの事。
長机だったので隣の人が消しゴムや広範囲の色塗りをすると机が揺れた。



当日までの練習に関した内容
本番の45分より短い時間で終えるように練習するという工夫もいいですね。
筆記の合格通知をもらって試験までの2週間毎日描き続けた。合計40枚以上は描き続けた。試験前日は色塗りはせずにひたすら色んな場面のデッサンをしたので時間短縮かつたくさんの場面を描くことが出来た。
過去のテーマやほいくえんのいちにちの絵本の絵を真似て描くなどかなりの練習をした。
45分で50枚ほど練習したので本番は5分の余裕があった。
45分より短めに描き終わる練習をしておいて良かった。 
本番を想定して43分の時間(残り2分で見直し)で描き終わる練習をしていてよかった。


お題について
想定外のお題に戸惑ったかたが多い印象を受けました。
帽子の描き忘れは大きな減点につながらないようでした。
色水遊びは想定外だったが、対策をしていて救われた。
意外なお題にビックリした。
とにかく園庭色水遊びというお題が意外だった。
お題が予想外で考えるのに時間がかかり最後は塗り終わるかどうかという感じで手が震えだし、雑な色塗りになってしまった。
毎日練習を重ねていたが、今回の出題内容にとまどってしまい、練習の成果が発揮できなかった。
全く想定外のお題に固まったが、描き残しと塗り残しで悔いを残すのだけはやめようと思い、時間内での完成を最優先に取り組んだ。
描いてよかったと思うのは、園児の帽子、手洗い場、バケツ、ジョウロ、食紅の小瓶。不安な要素は、手洗い場とテーブルの角が角ばって描いてしまったこと、時間がなく色塗りが雑だったこと。
時間に追われて後半焦った。下絵に時間がかかり、色塗りは薄くざっくり塗りになってしまった。4条件は満たせたと思うが、色水遊びの道具はすべて地面に直置き(テーブル無し)。水の感触を楽しむ描写は描いていない。 赤 + 黄色 →オレンジみたいな、学科試験で学習した知識を積極的に表現すべきかな、など思いながらそこだけに力を入れた。 室内の絵しか練習していなかったので、お題を確認したあと「園庭か~」とちょっとがっかりした。
12月の季節で描くのか夏で描くのか季節感にすごく悩んだ。夏であれば朝顔や鳳仙花などを使った色水と考えたがもしこれが不正解だとしたらと思い、12月、紅葉の終わりかけの秋、絵の具を使っての水遊びを描いた。保育補助の仕事を長年しているのでこのお題自体は安易に構図が出てきた。
園庭なのに帽子をかぶせ忘れて43点だった。
帽子を書き忘れたがそれでも44点だった。


もっとこうすればよかったこと
緊張すると手が動かないから40分以内に描く練習が必要だった。
色水遊びだから、色のアピール(絵の具を使ってます、とか、何色も使ってます)とか少し大袈裟なほうが良かったのかなと思った。
当日は対策を考えていなかったお題がでたので、遊びの手順や道具など意識して調べておけば良かった。
人物の表情を気をつけながら枠内全て塗りつぶせたが、必要な道具を描けていなかった事などが減点に繋がったのかなと思う。色鉛筆を24本持っていったが思ったより時間がなく、使わない色も多かった。邪魔になるくらいだったのでもう少し絞った方が良かった。


以上、造形合格者のコメントをまとめました。
次回は音楽です。