皆様こんにちは。
無事に実技試験が終わりましたね。
疲れはとれましたでしょうか?
造形、音楽、言語とそれぞれ練習の成果を発揮できたことを願っています。

さて造形を受けられた皆様はいかがでしたか。
今回の造形試験のお題は「雨の日の外遊び」でした。

試験内容です。
【事例】を読み、次の3つの条件をすべて満たして、解答用紙の枠内にその情景を描きなさい。

【事例】S保育所の4歳児クラスの子どもたちは、雨の日の園庭で傘をさしたり、長靴やレインウェアを身に付けたりして遊んでいます。保育士は、水たまりで遊ぶ子どもや、空き容器に雨水を溜めたり、雨音を聴いたりする子どもをそばで見守りながら遊びに加わっています。

【条件】
1.【事例】に書かれている保育の様子がわかるように描くこと。
2.子ども3名以上、保育士1名以上を描くこと。
3.枠内全体を色鉛筆で着彩すること。

まずは「だれが」「どこで」「何をしている」というポイントを満たしていれば合格基準に近づくと考えられます。

「だれが」
子ども 4歳児クラス3名以上、保育士1名以上
傘、長靴、レインウェアを身に付けている

「どこで」
保育所の園庭

「何をしている」
・子ども→水たまりで遊ぶ、空き容器に雨水を溜める、雨音を聴く
・保育士→子どものそばで見守りながら遊びに加わっている


平成28年前期試験では「水たまりで遊んでいる様子」というお題が出題されたので、それにも似ていますが、雨の中での活動というのは意外なお題でした。
【事例】を読むと、子どもの活動が「~したり、~したり」と説明が多いこともあり、何を描けばいいかイメージしやすいです。
子どもは本当に水が大好きで、雨の日だからこそ楽しめる遊びもあります。
水たまりに足を突っ込んで嬉しそうにしている子ども、一生懸命になって容器に雨水をためている子ども、目を閉じて雨音を聴いている子どもなど、動きだけでなく表情の違いをつけるのもいいですね。
子どもたちが異なる表情をしていると絵に活気が出ます。
そして保育士は子どもたちのそばにいて、全体の様子を見守っているような視線が必要ですね。

構図や人物の動きは比較的描きやすいかなと思います。
今回のお題で難しいところは、やはり雨に関した小物でしょうか。
活動の中で、傘、長靴、レインウェアを、それぞれの人物にどのように身に付けさせるかというところで悩んでしまいますね。
しかし「絶対このように描かなければならない」というような指示はありませんので、心配されないでください。
本当にお疲れさまでした。

結果は8月4日(金)~ 8月13日(日)に郵送されるようです。
オンラインにより受験申請された方は結果の通知書の郵送はないようですので、8月4日(金)にはマイページに公開されるかなと思います。
待つ時間が長くて不安もあると思いますが、前向きにお過ごしください。
そして嬉しいご報告もお待ちしています♪

実技試験を受けられた皆様、これまでこのブログをご活用いただきましてありがとうございました!
平成31年(令和元年)前期実技試験対策からこのブログを始め、令和5年前期までブログが続いていることに自分自身も驚いています。
皆様のご活躍をこれからも応援しています。
頑張ってくださいね!