令和5年神奈川県試験「教育原理」を解説しています。
今回は問2です。
試験問題
 



問2 「学校教育法」第23条
次の文は、「学校教育法」第23条である。( A )~( C )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

幼稚園における教育は、前条に規定する目的を実現するため、次に掲げる目標を達成するよう行われるものとする。
一 健康、安全で幸福な生活のために必要な基本的な習慣を養い、身体諸機能の調和的発達を図ること。
二 集団生活を通じて、喜んでこれに参加する態度を養うとともに家族や身近な人への信頼感を深め、自主、自律及び協同の精神並びに規範意識の芽生えを養うこと。
三 身近な社会生活、生命及び自然に対する興味を養い、それらに対する正しい理解と態度及び( A )の芽生えを養うこと。
四 日常の会話や、絵本、童話等に親しむことを通じて、( B )の使い方を正しく導くとともに、相手の話を理解しようとする態度を養うこと。
五 音楽、身体による表現、造形等に親しむことを通じて、豊かな感性と( C )の芽生えを養うこと。
(組み合わせ)
  A   B  C
1 共感力 文字 想像力
2 思考力 言葉 表現力
3 思考力 表現 共感力
4 表現力 文字 想像力
5 洞察力 言葉 思考力 
学校教育法」第23条が出題されました。
幼稚園に関しては、第22条(目的)と第23条(目標)が特に出題されやすいので、しっかりと覚えます。

【第22条】
幼稚園は、義務教育及びその後の教育の基礎を培うものとして、幼児を保育し、幼児の健やかな成長のために適当な環境を与えて、その心身の発達を助長することを目的とする。

【第23条】 
幼稚園における教育は、前条に規定する目的を実現するため、次に掲げる目標を達成するよう行われるものとする。
一 健康、安全で幸福な生活のために必要な基本的な習慣を養い、身体諸機能の調和的発達を図ること。
二 集団生活を通じて、喜んでこれに参加する態度を養うとともに家族や身近な人への信頼感を深め、自主、自律及び協同の精神並びに規範意識の芽生えを養うこと。
三 身近な社会生活、生命及び自然に対する興味を養い、それらに対する正しい理解と態度及び思考力の芽生えを養うこと。
四 日常の会話や、絵本、童話等に親しむことを通じて、言葉の使い方を正しく導くとともに、相手の話を理解しようとする態度を養うこと。
五 音楽、身体による表現、造形等に親しむことを通じて、豊かな感性と表現力の芽生えを養うこと。


今回の出題を赤字にしていますが、どこが穴になっても答えられるように丁寧な暗記が必要です。
この「学校教育法」第23条は「保育所保育指針」第1章 総則「保育の目標」とも密接に関わっています。
今回出題された「思考力(の芽生え)」「言葉」「表現力」はすべて保育指針の「保育の目標」でも述べられているものですね。


「学校教育法」についてこれまでの出題はこちらの記事にまとめています。


全部で146条というボリュームのある法律ですが、保育士試験に関する条文は限られています。
まずは
第3章の幼稚園(第22〜28条)を優先的に覚えて、それ以外に出題が考えられる第1章の総則(第1〜15条)、第2章の義務教育(第16〜21条)、第8章の特別支援教育(第72〜82条)を覚えていきたいですね。

「学校教育法」ミニテストもご活用ください。



問3と問4は公表されていませんので、次回は問5を確認します。