問7 社会的養護経験者ネットワーク形成事業
次の文は、「令和4年度社会的養護経験者ネットワーク形成事業」における、事業の目的に関する記述である。( A )~( D )にあてはまる語句の正しい組み合わせを一つ選びなさい。
児童養護施設等を退所等した者(以下「社会的養護経験者」という。)は、保護者がいない又は保護者がいる場合であっても( A )等の理由により、保護者からの支援を受けづらい状況にある。
そのような社会的養護経験者が、退所等した後も( B )な社会生活を送ることができるよう、継続的な支援を充実していくことに加え、( C )を防ぐことが必要である。
本事業は、社会的養護経験者同士がその支援者団体等も含めて、交流を深め、意見交換及び( D )を行う機会等を確保することで、社会的養護経験者の孤立を防ぐとともに、社会的養護経験者が抱える課題等を把握し、適切な支援体制の整備等を行うことを目的とする。
(組み合わせ)
A B C D
1虐待 健全 自殺 政策提言
2貧困 円滑 自殺 意見表明
3貧困 円滑 孤立 政策提言
4虐待 円滑 孤立 意見表明
5貧困 健全 孤立 意見表明
児童養護施設等を退所等した者(以下「社会的養護経験者」という。)は、保護者がいない又は保護者がいる場合であっても( A )等の理由により、保護者からの支援を受けづらい状況にある。
そのような社会的養護経験者が、退所等した後も( B )な社会生活を送ることができるよう、継続的な支援を充実していくことに加え、( C )を防ぐことが必要である。
本事業は、社会的養護経験者同士がその支援者団体等も含めて、交流を深め、意見交換及び( D )を行う機会等を確保することで、社会的養護経験者の孤立を防ぐとともに、社会的養護経験者が抱える課題等を把握し、適切な支援体制の整備等を行うことを目的とする。
(組み合わせ)
A B C D
1虐待 健全 自殺 政策提言
2貧困 円滑 自殺 意見表明
3貧困 円滑 孤立 政策提言
4虐待 円滑 孤立 意見表明
5貧困 健全 孤立 意見表明
社会的養護経験者ネットワーク形成事業とは、保育士試験で初めて出題された事業だと思いますし、ここまでの学習はなかなかされていないと思います。
しかし、名称から、社会的養護を経験した人のつながりを作るものとイメージできますね。
まったく見たことがない事業でも、事業名や問題文から( )にあてはまる言葉を考えることができますので、これまでの知識をうまく結びつけながら答えを出したいですね。
さて、この事業の目的は、社会的養護経験者を対象とした全国規模の交流会等を開催することで、社会的養護経験者の孤立化を防ぎ、自立に向けた継続した支援体制を構築しようというものです。
今回の問題は、事業報告書の4ページをもとにした出題でした。
「児童養護施設等を退所等した者(以下「社会的養護経験者」という)は、 保護者がいない又は保護者がいる場合であっても虐待等の理由により、 保護者からの支援を受けづらい状況にある。そのような社会的養護経験者が、 退所等した後も円滑な社会生活を送ることができるよう、継続的な支援を充実していくことに加え、孤立を防ぐことが必要である。 現在、そのためにさまざまな関係機関、関係団体が支援を行なっているが、 支援機関や団体のつながりをより充実したものとしていく必要がある。 そのためにも、それらの機関や団体に対して社会的養護経験者の声を届ける場が必要となっている。
本事業の当該イベントにおいては、社会的養護経験者が退所等した後円滑な社会生活を送ることができるよう、社会的養護経験者、社会的養護経験者と支援者団体関係者が交流し、意見表明や情報交換を行う機会をつくることで、 社会的養護経験者の孤立を防ぐことを目的とする。 さらに、社会的養護経験者が抱える課題等を把握し、適切な支援体制の整備等を行うことも併せて目的とする。」
【考え方】
保護者がいない又は保護者がいる場合であっても( A 虐待 )等の理由により、保護者からの支援を受けづらい状況にある。
問3では、児童を入所措置した理由として最も多いのは虐待であることが出題されました。
よって、ここは貧困ではなく、養護問題発生の最大の理由となっている「虐待」が入ると考えます。
児童養護施設等を退所しても、虐待等の理由で保護者からの支援を受けることが難しいということです。
そのような社会的養護経験者が、退所等した後も( B 円滑 )な社会生活を送ることができるよう、継続的な支援を充実していくことに加え、( C 孤立 )を防ぐことが必要である。
Bについては健全、円滑のどちらも入る可能性がありますが、ここでは「問題なく進む」というような意味の「円滑」が入ります。
Cについては、自殺という言葉が答えとして入るとは考えにくいですよね。
事業名にもネットワーク形成とありますから「孤立」を防ぐことが目的であると考えます。
さらに読み進めといくと「孤立を防ぐ」という言葉がしっかり出てきていますね。
意見交換及び( D 意見表明 )を行う機会等を確保する
「児童養護施設等を退所等した者(以下「社会的養護経験者」という)は、 保護者がいない又は保護者がいる場合であっても虐待等の理由により、 保護者からの支援を受けづらい状況にある。そのような社会的養護経験者が、 退所等した後も円滑な社会生活を送ることができるよう、継続的な支援を充実していくことに加え、孤立を防ぐことが必要である。 現在、そのためにさまざまな関係機関、関係団体が支援を行なっているが、 支援機関や団体のつながりをより充実したものとしていく必要がある。 そのためにも、それらの機関や団体に対して社会的養護経験者の声を届ける場が必要となっている。
本事業の当該イベントにおいては、社会的養護経験者が退所等した後円滑な社会生活を送ることができるよう、社会的養護経験者、社会的養護経験者と支援者団体関係者が交流し、意見表明や情報交換を行う機会をつくることで、 社会的養護経験者の孤立を防ぐことを目的とする。 さらに、社会的養護経験者が抱える課題等を把握し、適切な支援体制の整備等を行うことも併せて目的とする。」
【考え方】
保護者がいない又は保護者がいる場合であっても( A 虐待 )等の理由により、保護者からの支援を受けづらい状況にある。
問3では、児童を入所措置した理由として最も多いのは虐待であることが出題されました。
よって、ここは貧困ではなく、養護問題発生の最大の理由となっている「虐待」が入ると考えます。
児童養護施設等を退所しても、虐待等の理由で保護者からの支援を受けることが難しいということです。
そのような社会的養護経験者が、退所等した後も( B 円滑 )な社会生活を送ることができるよう、継続的な支援を充実していくことに加え、( C 孤立 )を防ぐことが必要である。
Bについては健全、円滑のどちらも入る可能性がありますが、ここでは「問題なく進む」というような意味の「円滑」が入ります。
Cについては、自殺という言葉が答えとして入るとは考えにくいですよね。
事業名にもネットワーク形成とありますから「孤立」を防ぐことが目的であると考えます。
さらに読み進めといくと「孤立を防ぐ」という言葉がしっかり出てきていますね。
意見交換及び( D 意見表明 )を行う機会等を確保する
社会的養護関係者の声を集約して、支援機関や行政等に伝えていく必要があります。
つまり「意見表明」を行う機会が必要です。
次回は問8を確認します。
つまり「意見表明」を行う機会が必要です。
措置解除となる18歳(20歳)までに、自立して生活できる力を身につけられる子どもばかりではないため、措置解除後も未来を築くために多くの制度があります。
要保護児童の支援はもちろんですが、退所後の自立を支える支援、そしてこの事業のように孤立しない支援についても学んでいきたいです。
「これはほとんど試験に出ていないから学ばなくていいや」と簡単に捨てるのではなく、どんな事業なんだろう?と興味を持って資料に目を通して、社会的養護について理解を深めていきたいですね。
要保護児童の支援はもちろんですが、退所後の自立を支える支援、そしてこの事業のように孤立しない支援についても学んでいきたいです。
「これはほとんど試験に出ていないから学ばなくていいや」と簡単に捨てるのではなく、どんな事業なんだろう?と興味を持って資料に目を通して、社会的養護について理解を深めていきたいですね。
次回は問8を確認します。
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