問3 人物問題
次の文の著者として、正しいものを一つ選びなさい。
※著作権により公表されていません。
1 ルソー(Rousseau, J.-J.)
2 ペスタロッチ(Pestalozzi, J.H.)
3 エレン・ケイ(Key, E.)
4 モンテッソーリ(Montessori, M.)
5 キルパトリック(Kilpatrick, W.H.)
※著作権により公表されていません。
1 ルソー(Rousseau, J.-J.)
2 ペスタロッチ(Pestalozzi, J.H.)
3 エレン・ケイ(Key, E.)
4 モンテッソーリ(Montessori, M.)
5 キルパトリック(Kilpatrick, W.H.)
以前は、このような著書の一部が載った問題も普通に公表されていたのですが、数回前の試験より問題が公表されなくなっています。
この問3は受験生に問題文を送っていただきました。
問題文には「感覚」というキーワードや「円柱」「色板」「音色」「ザラ板」などの教具が並んでいます。
このことよりモンテッソーリに結び付きます。
モンテッソーリは「感覚教育はすべての教育の基礎である」として、感覚教具が五感を刺激すると考えた人物です。
モンテッソーリについては令和5年神奈川県にも出題されており、その解説にて「これまでの過去問を分析すると、モンテッソーリが選択肢にある場合は問題の答えとなりやすいこともわかりました。」と書きました。
モンテッソーリが登場した時は、記述に「子どもの家」「医師」「イタリア」「障害児」「感覚」「教具」などのキーワードがないかを確認して、該当のキーワードがあれば自信をもって選びたいですね。
選択肢のその他の人物を確認します。この問3は受験生に問題文を送っていただきました。
問題文には「感覚」というキーワードや「円柱」「色板」「音色」「ザラ板」などの教具が並んでいます。
このことよりモンテッソーリに結び付きます。
モンテッソーリは「感覚教育はすべての教育の基礎である」として、感覚教具が五感を刺激すると考えた人物です。
モンテッソーリについては令和5年神奈川県にも出題されており、その解説にて「これまでの過去問を分析すると、モンテッソーリが選択肢にある場合は問題の答えとなりやすいこともわかりました。」と書きました。
モンテッソーリが登場した時は、記述に「子どもの家」「医師」「イタリア」「障害児」「感覚」「教具」などのキーワードがないかを確認して、該当のキーワードがあれば自信をもって選びたいですね。
1 ルソー(Rousseau, J.-J.)
登場回数が多い人物ですが、選択肢に並ぶことが多いだけで、ルソーの問題自体はほとんど出てきていません。
ルソーの出題は、今のところ全て著書『エミール』からです。
よって、ルソーについては『エミール』の内容を学習しておくといいですね。
『エミール』のポイント
2 ペスタロッチ(Pestalozzi, J.H.)
『白鳥の歌』のポイント
『シュタンツ便り』のポイント
『隠者の夕暮』のポイント
『ゲルトルートは如何にしてその子を教えたか』のポイント
3 エレン・ケイ(Key, E.)
過去には著書『児童の世紀』の一部が出題されました。
この著書の内容は、19世紀の社会問題を受けて、20世紀が子ども中心の世紀となるように、子どもや女性の立場を考えていこうというものです。
5 キルパトリック(Kilpatrick, W.H.)
キルパトリックについては「プロジェクト・メソッド」が出題されていますので、名称や内容をおさえておきたいですね。
・自主的な問題解決に取り組ませるプロジェクト・メソッドを確立したこと
・プロジェクト・メソッドは、目的→計画→遂行→判断・評価という4段階があること
次回は問4を確認します。よって、ルソーについては『エミール』の内容を学習しておくといいですね。

・エミールという少年が成長していく物語風の教育書
・教育を3種類(自然の教育、人間の教育、事物の教育)に分けている
・子どもは自ら学び成長する力がある
・知識を教え込まない方がいいという消極教育を提唱
・教育の男女平等ということは書かれておらず、女性は読み書きよりも実用的なことを重視するとしている(男女で異なる教育を行うということ)
・教育を3種類(自然の教育、人間の教育、事物の教育)に分けている
・子どもは自ら学び成長する力がある
・知識を教え込まない方がいいという消極教育を提唱
・教育の男女平等ということは書かれておらず、女性は読み書きよりも実用的なことを重視するとしている(男女で異なる教育を行うということ)
2 ペスタロッチ(Pestalozzi, J.H.)
ペスタロッチは著書からの出題がほどんどですから、著書を重点的に学習するとよいですね。
これまで『白鳥の歌』『シュタンツ便り』『隠者の夕暮』『ゲルトルートは如何にしてその子を教えたか』が出題されています。
これまで『白鳥の歌』『シュタンツ便り』『隠者の夕暮』『ゲルトルートは如何にしてその子を教えたか』が出題されています。

・「生活が陶冶する」=生活(社会や人間関係)が人間を育てる
・頭(精神)、心(心情)、手(技術)の能力を調和して発展させることが教育の目的や課題
・頭(精神)、心(心情)、手(技術)の能力を調和して発展させることが教育の目的や課題

・ペスタロッチ自身がシュタンツ(スイス)に孤児院を開き、そこで実践した教育(道徳教育)について述べられている
・実際にペスタロッチが友人に宛てた手紙がもとになっている手紙形式の文章
・実際にペスタロッチが友人に宛てた手紙がもとになっている手紙形式の文章

・王も住まいがない者も同じ人間であり、平等であること
・すべての人間は、その本質においてなんら変わることなく平等であり、尊ばれる存在であること
・すべての人間は、その本質においてなんら変わることなく平等であり、尊ばれる存在であること

・ブルグドルフでの自身の教育をまとめた教育書
3 エレン・ケイ(Key, E.)
過去には著書『児童の世紀』の一部が出題されました。
この著書の内容は、19世紀の社会問題を受けて、20世紀が子ども中心の世紀となるように、子どもや女性の立場を考えていこうというものです。
5 キルパトリック(Kilpatrick, W.H.)
キルパトリックについては「プロジェクト・メソッド」が出題されていますので、名称や内容をおさえておきたいですね。
・自主的な問題解決に取り組ませるプロジェクト・メソッドを確立したこと
・プロジェクト・メソッドは、目的→計画→遂行→判断・評価という4段階があること
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